にこの間行ってきたのですが、見たい人はまだ混んでいると思うのでもう少し経ってほとぼりが冷めた頃にじっくり見た方が良いと思います。
紀元前1500年とか1200年とかのモノを見ていて、3000年以上も前にこんなものがあったのかとか作れたのか。などと思ってしまうのだが、よくよく考えてみれば3000年前からあんまり変わっていない。ガッコウで勉強してきた世界史やら科学やらがごっちゃになって大体紀元前後の世界あたりから序々に円錐系に世界は進歩したような錯覚が、出来上がった気がしてきて、そういう感覚で昔も未来も見てしまうことがなんだかものすごく窮屈に思えてきた。大局で見れば3000年前から本質的には変わらない生き方をしてきて紀元前3000年も、1192年も、1917年も、2021年も同じなんだって考えると凄く楽な気がする。2009年を追う必要もないし、200年前も3000年前も古くないのだから。
展示されている中に、ハルワ(さん?)というミイラがいる。死後に復活・再生されると信じられていて死んだ際にミイラにしていたらしい。ハルワはまさか自分がこんな聞いたこともない国で見世物になるなんて思いもしなかっただろう。復活も再生もしていないけれど、そこに肉体の形があるって事実だけでなんだか存在はしている感じはする。
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