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2011-12-07

[美術]フェルメールからのラブレター展 @宮城県美術館

10月末から宮城県美術館で始まっていたフェルメールのラブレターをようやく見てきた。
フェルメールの絵自体は3点しかなくて展示されていたのは以下の3点。

・手紙を書く女
・手紙を書く女と召使い
・手紙を読む青衣の女

その他は17世紀のオランダ人作家の作品が多い。その辺のことに詳しくないのでわからないがレンブラントの師匠だとか、レンブラントの弟子だとかそういう人が多くて作風もとても似ていた。レンブラントの絵自体は、来年6月の東京都美術館リニューアルオープン時にやる展で”真珠の耳飾りの女”とともに見られるらしい。

”手紙を書く女と召使い”は、一枚の絵がストーリーになっていてとても面白い。この一枚を見ただけでも見に行った価値はあったと思う。その他のフェルメール以外の同時代の作家の絵がメインになるが、この時代のオランダの作家は皆、家の中の様子を遠近法を主に用いて描くのが流行に見える。そして、皆ヴェルベット生地(?)の光沢の書き方が上手い。

あと、昔からオランダ人は酒飲んで狂ってるんだなと。。

気に入った絵
・ピーテル・デ・ホーホ 「中庭にいる女と子供」
・ヤン・リーフェンス 「机に向かう簿記係」
・エドワールト・コリエル 「レター・ラック」
・ピーテル・ラストマン 「ダヴィデとウリヤ」
・ヨハネス・フェルメール 「手紙を書く女と召使い」

フェルメールからのラブレター展
http://www.pref.miyagi.jp/bijyutu/mmoa/ja/exhibition/20111027-s01-01.html
来週の月曜日(12/12)までの展覧だが、日曜日は混んでいるし近くに有料駐車場自体はないので車で行く場合は注意した方が良い。