417の準備やら仕事やらなんやらで読書ペースが落ちてあんまり最近小説を読んでいないながらも2ヶ月くらいかけて何回も反芻しながら読み終えたこの本。
マルグリット・デュラスの本は初めて読んだ。
この本を読んだだけで、デュラスってどういう作家なのかわかりそうもない。
まずもって、意味が分からない。何を暗喩しているのかもわからず只々文章を読んだだけといった具合になってしまった。
だが、この散文詩的な文章と構成は参考になった。参考になったと言っても、文章の美しさがあって成立しているものだと思うので難しいものがある。
それでも、読みたかった構成の物語であったので偶然読んだとはいえ中々いいタイミングで読めたかなと思う。