楽天の今年を振り返るシリーズの野手編の前に、今年のタイトル雑感。
今年のパ・リーグの主要タイトルと個人的に大事な項目のリーグトップは以下の感じ。
(セイバーメトリクス的な数値は書きません。)
[打者]
打率 内川(H) .338
本塁打 中村(L) 48
打点 中村(L) 116
盗塁 本多(H) 60
得点 中村(L) 97
安打 坂口(B) 175
塁打数 中村(L) 315
出塁率 糸井(F) .411
[投手]
勝数 田中(E) 19
ホールトン(F)
防御率 田中(E) 1.27
勝率 田中(E) .792
奪三振 ダルビッシュ(F) 276
セーブ 武田(F) 37
ホールド平野(B) 43
打者編で言えば、特筆すべきはもちろん一人だけ統一球じゃないんじゃないかという西武中村の48本塁打、116打点だけど。それだけ、元々スタンドギリギリのホームランがそもそもすくなかったということだね。すごい。
中村以外で言えば、ソフトバンク優勝の要因の一つだった盗塁数。これだけ打者が苦しむ中で本多の60盗塁は立派。ヒジリーの盗塁王阻止されたのがなんとも恨めしいが。。
ファイターズ糸井もさすがの出塁率4割超。安定してる。今年は、井口が不調だったためパ・リーグで誰が一番怖いかって言ったら、糸井だったね。
投手編は、もちろん我らがマー君の3冠が凄すぎて、特に防御率1.27なんてもう極み。またボールが変わるとかそういう大きな変化でもない限り出ない数字だろうね。と同時に、ダルビッシュの276奪三振も野茂以来の数字。今年先発投手の成績はバブル状態だったが、それを除いてもすごい数字。この数字ももうなかなか出てこないだろうね。ここには載せていないけれどダルビッシュのWHIPも0.83(マー君が0.87)。なぜ、18勝しかしていないのか不思議な位の数字ではある。ダルビッシュは毎年、防御率1点台なのに、15勝以上させてもらっていないからどうしようもないチーム事情ではあるけれど。
中継ぎで言えば、平野がホールドにパ・リーグ記録を塗り替えたというのが記録としてはあるが、ホークスの森福の飛躍がホークス優勝の要因の大きな一つなので、何かあげたいくらい。(楽天が森福が1年間11試合で1点も取れなかったのがクソ憎たらしいのには変わりないが。。。)
来年は、統一球対策を練りつつ打者の皆様はパワーアップ(筋力増強?)に励まれるのか単打狙いの練習に行くのかわかりませぬが今年のような酷い投高打低の状態が続くのかはとても興味深いです。
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