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2014-11-30

[楽天]今オフのワクワク補強候補

今年も立花社長がウインターミーティングに参加する予定の楽天。
2012年ジョーンズ、マギー、2013年ユーキリス、ブラックリーと獲得してきた。
今年は誰を獲得するのか、MLBでFAとなっている選手から何人かあたりをつけてみた。

選手名 ポジション 旧所属 年齢 今季成績 今季年俸
(億円)
備考
ピービ 先発 ジャイアンツ 34 20試 7勝13敗 防3.73 17.0 07年投手3冠
C.ヤング 先発 マリナーズ 36 30試 12勝9敗 防3.65 1.5 07年AS出場
コレイア 先発 ドジャース 34 32試 7勝17敗 防5.44 5.909〜12年2桁勝
R.ヘルナンデス 先発 ドジャース 34 32試 8勝11敗 防4.10 5.3 07年19勝
F.ロドリゲス クローザー ブルワーズ 34 69試 5勝5敗44S 防3.04 3.8 MLB記録62S
ピアジンスキー 捕手カージナルス 38 102試.251 5HR 37打点 9.8 AS2回
C.ペーニャ 一塁 レンジャーズ 37 18試合.136 1HR 2打点 0.6 09年HR王
ウェルズ外野手 前ヤンキース 35 N/A 15000 AS3回

他には、ボーグルソンやルイスなどNPB経験者がいたが除外した。
先発かDHもしくはファースト、サードのポジションだろうと思いリストアップ。
個人的には、ペーニャ(オリックスのでない)の可能性が高いのではないかと思う。予算的にも対応出来そうだし、AJと同じタイプで出塁率が高い。AJより安い価格でAJ級という意味では、年齢的にもAJとさして変わらないので再契約した方がいいのかもしれないが。
ピッチャーでは、2012年にソフトバンク入りの噂があったコレイアは可能性があるかと思うが、年俸が払えない可能性が高いので難しいかも。
ピービ、ロドリゲス、ピアジンスキーは希望で書いたけどこれらも難しいですかね。

2013-11-10

[プロ野球]セイバーメトリクスについて

11月8日のニュースウォッチ9で楽天野球団の立花社長のインタビューが放送されていて、その中でチーム状況の分析をしている場面のシーンで2012年は内野守備が課題という話題になり画面で内野手のUZRからリーグ平均(首位チームとの比較かどっちかわからない)から何点失点が多いかを示した資料が映されていた。

NHK仙台の地方番組で立花社長が「我々の試算では得失点差が100になるチームを作れば優勝できると考えている」と言っていたので、セイバーメトリクスを駆使して分析しているのはわかったのだが、どの程度の分析をしているのかは不明だった。ニュース9の中でも「得失点差はソフトバンクが一番良かったが4位で我々は1位だった。」と発言していたので得失点差を最終的な評価をする重要なファクターとして2013年は評価して分析を行っていたのだろうと推測出来る。

ここからは全て勝手な推測だが、得失点差を最終評価するファクターにしているので”得点”と”失点”に分解してそれぞれで目標数値を作りそのための補強等を行っていると推測出来る(普通のことだが)

その中で失点の部分で、最初に書いた”UZR”が用いられていたので守備力からも期待失点(防ぐ意味で)も計算しているのだろう。

去年のアスレチックス対マリナーズのメジャー開幕戦を見ていて、アスレチックスといえばビリー・ビーン率いる球団でマネーボールの球団だが、マネーボールの中ではバント・盗塁は効果が薄くやらないほうがいいという内容になっていたが去年のアスレチックスは走塁を戦術として使っていた。多分もうあの本が出た当時の内容は古くなってしまってもっと進んでいるのだろう。
なにせ、セイバーメトリクスについての本等は少ないので追いつくのが難しいがちょっとずつ勉強していこうかなと思う。

2013-11-02

[プロ野球]得失点差と優勝の関係

11/1のNHK仙台の番組で、楽天の立花社長が得失点差で100のプラスにすれば優勝出来ると計算していると言っていた。なので、クライマックスシリーズの始まった2007年から過去7年(7年なのはなんとなく)のリーグの勝敗と得失点差の関係を調べてみた。

チーム
得点
失点
本塁打
得失点差
勝敗貯金
順位
2011ソフトバンク88461055035190199421
2009日本ハム82602689550112139221
2007ロッテ76617629525107104152
2013楽天825936285379791231
2008西武7664471562619889121
2010ロッテ756727086351267383
2007ソフトバンク736655755081066773
2011日本ハム72657482418866472
2012日本ハム7459115104509060151
2010西武7865168064215038132
2007日本ハム796055264897337191
2008オリックス756816376051523272
2010ソフトバンク7663563861513423131
2011西武686795515331031813
2009ソフトバンク74655600591129993
2013西武7466457056286882

上表の通り、2007年のロッテが得失点差で100以上のプラスでも2位のケースもあるが、これ以外のチームは得失点差89以上をボーダーに優勝している。

それで、セイバーメトリクスで得失点から勝敗を計算するピタゴラス勝率というのがあるようで(リンク参照)この式で得失点差100を計算してみると。
 ピタゴラス勝率=得点^2/(得点^2+失点^2)
 得点600、失点500の場合
  600^2/(600^2+500^2)=360000÷(360000+250000)=0.590
 得点500、失点400の場合
  500^2/(500^2+400^2)=250000÷(250000+160000)=0.609

ピタゴラス勝率を改良したという”PythagoPat”の場合だと。
 PythagoPat=得点^X÷(得点^X+失点^X),X={(得点+失点)÷試合}^0.287
 得点600、失点500の場合
  X={(600+500)/144}^0.287=1.792
  600^1.792/(600^1.792+500^1.792)
  =95158.38/(95158.38+68636.36)
  =95158.38/163794.74
  =0.5809
 得点500、失点400の場合
  X={(500+400)/144}^0.287=1.692
  500^1.692/(500^1.692+400^1.692)
  =36868.65/(36868.65+25274.67)
  =36868.65/62143.32
  =0.5932

過去7年のデータだけを見ても、パ・リーグ2位チームの最高勝率は0.554なので上記の勝率をあげれば優勝する計算になる。
確かに理論上は得失点差100を狙えば優勝しそうである。
しかし、2007ロッテはどうして勝率が上がっていないんだ・・・