2011-12-05

[東北楽天]イーグルスのはなしをすれば 12

今年のまとめは、すっ飛ばして来年の話。

★来季陣容
今わかってる範囲で来年の陣容を予想してみた。
前提となる主なIN/OUTは以下の通りで予想。
【IN】
川島 投手
上園 投手
武藤 投手
フェルナンデス 一三塁
テレーロ 外野

【OUT】
岩隈 投手
スパイアー 投手
山崎 一塁
ルイーズ 一塁

1 中 聖澤
2 遊 松井 (桝田)
3 右 牧田 (テレーロ)
4 指 テレーロ 
5 左 鉄平 (中村)
6 一 フェルナンデス (ガルシア)
7 三 高須 (草野、岩村)
8 捕 嶋
9 二 内村

【先発】
田中 塩見 永井 長谷部 ラズナー 川島
【中継ぎ】
小山 青山 片山 武藤 美馬 加藤
【抑え】
新外国人

栗原、村田、杉内、帆足どれも取れなさそうなこの状況。来年から日本人(枠)になるフェルナンデスのまさかの復帰。来年もフェルナンデスの守備は話題の的。。。
まずその前に岩村に復活してもらいたいのだが。。
膝の問題で厳しいのだろうか。
そして、来年も抑えがいないわけだけれども新外国人を取ってテストしてダメなら青山・片山をテストかな。先発は、岩隈さんの代わりがいない。ラズがどれくらい頑張ってくれるか次第か。

2011-12-04

日本シリーズ まとめ

今更ながらに日本シリーズのまとめ。
予想の方は、結果だけが当たり過程はハズレ。
初戦・2戦目を連勝したチームは80%強の確率で優勝するというデータも効かず。
森福の11球で流れを変えて、摂津で締める結果に。

なんだか、初戦・2戦目と馬原で落としたのもご愛嬌だったのではないかというような結果になった。
シリーズを通して、ソフトバンクの野手でシリーズ男になった選手はいなかったように思う。4勝3敗という結果もあってそこそこの結果の選手が多かった。そういう意味で、MVPに小久保が選ばれたのもキャプテンとして全員への表彰の意味合いもあるだろう。一方、投手陣では、先発5人の和田・杉内・摂津・ホールトン・山田ら全員が仕事をした。中継ぎ陣では、ファルケンボーグが無双状態だったし、森福も良かった。
最後第7戦の9回にファルケンボーグが怪我をしないで抑えていたら、MVPはファルケンボーグだったのではないかと思う。

不調の馬原で落としたとはいえ、優勝したのは力関係通りだったなと思う。(完全な結果論だが)中日との力の差は第7戦の結果だろう。
中日については、特に何もない。総力戦で負けたタラレバのないシリーズだった。そういう意味では良い日本シリーズだった。

今年のソフトバンクは、レジェンド化確定の強さだったが来年もう一回このメンバーのソフトバンクとやらなくていいというのはありがたい。

楽天ファンになる前は西武ファン(AKD時代から)だったが、秋山が泣いているのは初めて見た。このシリーズで一番驚いた出来事かもしれない。

2011-11-12

2011日本シリーズ予想

もう初戦が始まってしまったが日本シリーズの予想。
まっとうに予想すれば、ソフトバンクが勝つでしょう。
戦力差が大きいと思う。

ソフトバンクは、CSも順当にローテ通りで勝てたので和田→摂津→杉内→ホールトンのローテで行くでしょう。一方の中日は、チェン→吉見→ネルソン→山井(川井)か。
初戦の和田・チェンの結果の予想は難しいが、2戦目に中日が摂津を攻略出来るかが第一の山場だと思う。吉見自体はソフトバンク戦で抜群の相性なので、CSで2試合投げている疲労を考えても、吉見ならおそらく問題はないと思う。

ある程度もう語りつくされている部分はあるけど、初戦・2戦目の結果からの傾向をみてみたい。

①初戦と2戦目
毎年言われる周知の事実だが、日本シリーズの結果はまず、初めの2戦目が大きい。
最初の2連戦を共に落として優勝したのは過去20年で1989年と2000年の巨人の2例しかない。(1986年に西武が1分1敗で8戦目まで持ち込んで4勝3敗1分で優勝したケースはある。)ソフトバンク・中日ともに最初の2戦をまず最低1勝1敗で乗り切るのがまず最初のハードルとなる。
最初の2戦を2勝0敗でいった場合の優勝確率は過去20年で81%(9-2)となる。

②初戦を取ったチーム

ちなみに、初戦を取ったチームの優勝確率を見ると72%(21-8)になる。これより、①と②から過去20年のデータより、優勝確率について以下の傾向が見れる。(初戦、2戦目の順で、◯…勝ち、●…負けで記載。)
◯◯ 82%(9-2)
◯● 67%(12-6)
●◯ 33%(6-12)
●● 18%(2-9)
という具合に、初戦を取ったチームが67%以上の確率で優勝する。

というわけで、今日の初戦が大事なのだがどういう結果になるのか。
バッテリー、守備が共に良いチームなのでロースコアの例年以上に面白い日本シリーズになるはずだ。

個人的には初戦を和田で勝って1勝1敗で名古屋に乗り込んで、2勝1敗でソフトバンクが勝ち越し6戦目で決めるのではという予想です。いずれにしても2戦目が大事。

2011-10-26

今年のタイトル雑感 パ・リーグ

楽天の今年を振り返るシリーズの野手編の前に、今年のタイトル雑感。

今年のパ・リーグの主要タイトルと個人的に大事な項目のリーグトップは以下の感じ。
(セイバーメトリクス的な数値は書きません。)

[打者]
打率  内川(H)  .338
本塁打 中村(L)  48
打点  中村(L)  116
盗塁  本多(H)  60
得点  中村(L)  97
安打  坂口(B)  175
塁打数 中村(L)  315
出塁率 糸井(F)  .411

[投手]
勝数  田中(E)     19
ホールトン(F)
防御率 田中(E)     1.27
勝率  田中(E)     .792
奪三振 ダルビッシュ(F)  276
セーブ 武田(F)      37
ホールド平野(B)     43

打者編で言えば、特筆すべきはもちろん一人だけ統一球じゃないんじゃないかという西武中村の48本塁打、116打点だけど。それだけ、元々スタンドギリギリのホームランがそもそもすくなかったということだね。すごい。
中村以外で言えば、ソフトバンク優勝の要因の一つだった盗塁数。これだけ打者が苦しむ中で本多の60盗塁は立派。ヒジリーの盗塁王阻止されたのがなんとも恨めしいが。。
ファイターズ糸井もさすがの出塁率4割超。安定してる。今年は、井口が不調だったためパ・リーグで誰が一番怖いかって言ったら、糸井だったね。

投手編は、もちろん我らがマー君の3冠が凄すぎて、特に防御率1.27なんてもう極み。またボールが変わるとかそういう大きな変化でもない限り出ない数字だろうね。と同時に、ダルビッシュの276奪三振も野茂以来の数字。今年先発投手の成績はバブル状態だったが、それを除いてもすごい数字。この数字ももうなかなか出てこないだろうね。ここには載せていないけれどダルビッシュのWHIPも0.83(マー君が0.87)。なぜ、18勝しかしていないのか不思議な位の数字ではある。ダルビッシュは毎年、防御率1点台なのに、15勝以上させてもらっていないからどうしようもないチーム事情ではあるけれど。
中継ぎで言えば、平野がホールドにパ・リーグ記録を塗り替えたというのが記録としてはあるが、ホークスの森福の飛躍がホークス優勝の要因の大きな一つなので、何かあげたいくらい。(楽天が森福が1年間11試合で1点も取れなかったのがクソ憎たらしいのには変わりないが。。。)

来年は、統一球対策を練りつつ打者の皆様はパワーアップ(筋力増強?)に励まれるのか単打狙いの練習に行くのかわかりませぬが今年のような酷い投高打低の状態が続くのかはとても興味深いです。

2011-10-19

イーグルスのはなしをすれば 11

今日で2011年シーズンも終わり。最終的に5位という結果に終わりとても残念。
3月に地震もあって、完全に95年の阪神・淡路大震災の年の「がんばろう神戸」で優勝したオリックスを勝手にイメージして希望として期待していたがこういう結果になってしまった。選手達もものすごいプレッシャーの中で戦っていたと思う。来年こそCSではなく優勝争いをして欲しい。一昨年見逃したKスタでのCS(CS1stステージ第3戦のチケットを取っていたのだが、2連勝で見れなかった。)そして、夢の日本シリーズに。。


・今年の総括(投手編)
長くなるので、投手編、野手編をやって最後に来年の展望の3部作で書こうかと。

今年はなんといってもマー君、田中将大。稲尾に次ぐ歴代2位の防御率で19勝を上げてもうどう考えても個人的には一択でパ・リーグMVP。だけれども、圧倒的な強さで優勝したソフトバンクに同じく現在19勝ホールトンがいるので微妙。もし、ホールトンが中3日で投げて20勝したらおそらくホールトンかなと思うけど。今年は、スプリットが冴えに冴えわたって三振の山。スライダーだけでも、かなり良かったのにもうどうすればいいのか状態。2ストライク後は面白いように三振を取っていたイメージ。来年はこのスプリットの見極めを他球団が徹底的にやってくるだろうからそこが来年の見物かも。三振のイメージの一方、今年のマー君は球数を減らして完投する試合が多かった。良い時の岩隈のように下位打線ではヒットでランナーを出してもその次の打者をショートゴロに仕留めてゲッツー。というシーンが本当に多かった。リーグトップの完投14は本当に凄い。来年もマー君がエースで頑張ってくれるだろうと期待。

他の投手では最終戦で塩見が勝って9勝9敗。シーズン途中から戦力になったという観点で言えばもう新人王でもいいという結果なんだけど、新人王自体は西武の牧田が大逆転CS出場に貢献し、22セーブをあげているのでこちらが新人王だろう。来年は皆通る2年目のなんとかなのでなんとか乗り越えて欲しい。

そして、謎の配置転換成功を収めたラズナー。140キロ前後しか出ないストレートとコントロールで一発病があるため勝ち星が先行することはないが試合はある程度作る良いピッチャーという感じだったのだが、抑え転向後150キロ近く出すことに驚いた。結局17セーブもしてしまった。後半戦、怪しい場面もかなり多かったが17セーブは立派。来年はどうするのかわからないが来年も楽天にいるので、先発だろうがリリーフだろうがラズナーの継続的な活躍に期待。ホント配置転換ってわからないなと思う一例だった。西武グラマンの例もあるのでモノは試しなのかもしれない。

あとは、明るい兆しとしては長谷部兄さんの後半戦の安定したピッチングか。怪我する前の大学時代のようなとんでもない投球は出来なくなっているが9月以降毎週日曜日は試合を作って素晴らしい好投を続けたので来年は開幕からローテーションに入ってくれるだろう。

中継ぎ陣は、今年も相変わらずスリーマウンテンズ(青山、小山、片山)が頑張った。特に青山。3人とも先発挑戦失敗というオマケ付きだったが、また来年も先発挑戦してもいいと思ってるので頑張って欲しい。

残念だったのは、永井、岩隈、美馬。そして、期待されながらも今年も覚醒出来なかった戸村、井坂。永井は違和感病に見まわれ後半戦を棒に振ってしまった。只々復帰を祈るばかり。
ともあれ、すでに8人のピッチャーに戦力外通告を行なっているのでそれだけの新戦力が入ってくるだろうし、岩隈もメジャーのどこかしらかの球団にいくのだろうから、来年は今年までとまったく違う投手陣になるんだろうね。


最後に、先ほどスリーマウンテンズが頑張ったと書いたが、今年急に小山大先生が奇跡的なコントロール改善を見せてハイエナのように8勝も上げたことが、もしかしたら実は一番うれしいかもしれない。。(というか今年も生き残ったことが)
シーズン途中に、古巣中日戦で大炎上して先発失格になったのがなんとも小山大先生らしかったが、そういうの込みで来年ももちろん小山大先生を陰ながら応援したい。

(次回野手編予定)

2011-10-13

ヘヴン 川上未映子

ヘヴン

わたくし率 イン 歯ー、または世界、乳と卵に続いて3作品目。前の2作は、関西弁で書かれていて音読されることが意識されて書かれているような、とても普通の小説とは思えないようなリズムが面白いから2作とも読んでしまった。しかし、今回は前の2作とは毛色が違う。イジメを題材にしている話なのだが、安易に解決策に走らずに齟齬は齟齬のままにして、とても素直に悩んだものをそのまま書いているような文章。
それについて読んでいる方がどうしていいかわからないから先が読めない。
小説との向き合い方がすごいなぁと思える一作だった。

2011-10-11

楽天vsロッテ 2011年10月8日

対ロッテ◯8-0 勝 田中 負 成瀬
3回裏からの観戦で、球場についたときには4-0。試合の大勢は決まっていた。成瀬はその直後に5点目を取られ降板した。
マー君を見るのは、今年おそらく3回目。1回目が5月の西武戦でまだ牧田が先発をしていて牧田にプロ初完封をされて負け。2回目が日本ハム戦で、自己最悪の7失点した日で今年初めて勝ち試合を見た。ランナーは出してもゲッツーにとるという岩隈のようなピッチング。6安打されても107球で完封。文句なし。
9回2アウトからサードゴロを阿部がエラーで見せ場を作ったがそのくらいだった。
ロッテの打者で唯一良かったのが角中。マー君のスプリットを見極めて1安打1四球。今年初めてスプリットを見極めているバッターを見た気がする。
今日(10月11日時点)で、ダルビッシュ、ホールトン、田中の3人が18勝で並び前の2人が残り2試合ある計算なので少なくとも単独最多勝は厳しそうであるが、今年の楽天打線で18勝したのは、成績を除けばMVPだ。是非とも最多勝も最優秀防御率と一緒に取って欲しい。

今年は、この試合が多分最後の観戦。今年は10試合見れたのでまず満足。塩見を見たかったのが心残りなくらいだろうか。

2011-08-23

なつの甲子園 2011

甲子園が終わってしまい寂しい限りである。開幕が1ヶ月遅れた影響で(?)楽天にもCSへの可能性がまだ残っているのが救いである。

今年の甲子園は、去年よりはチェック出来たと思うが、とりわけピッチャーは良い選手がいたように思う。個人的には、福島の聖光学院が白河の関超えをしてくれると期待していたのだがそうは甘くなかった。(実際には、八戸の光星が準優勝で惜しかった。)
見れた範囲(基本的に東北の学校の試合しか見ていない。)で、印象に残った試合は
・聖光 対 日南
・聖光 対 金沢
・如水館 対 能代商

特に、聖光と金沢は面白かった。この二人はまたプロの世界でも戦うこともあるかもしれないけど、それもまた楽しみ。歳内君は、ドラフト2位くらいで楽天は指名出来ないものだろうか。マー君のシニアの後輩だし。

と、なんのまとまりもないのだが今年の甲子園で気になった選手
歳内 投手 (聖光学院)
釜田 投手 (金沢)
吉永 投手 (日大三)
古市 投手 (日南学園)
白根 投手 (開星)
横尾 内野手 (日大三)
川上 外野手 (光星)

べたな感じだが、こんな感じで。英明の松本君と北方君、あと原君は見ていないのでなんとも言えません。それにしても、高校生といえど球速が150キロ超のピッチャーがなんだかザラになってきた。トレーニングの進化なんだろうけど。

来年は、万全で花巻東の大谷君が出てくることに期待。

2011-08-21

[Xcode]BaseSDK missingエラー

【環境】
OS:        Mac OSX 10.6 (Snow Leopard)
Xcode:   3.2.6

xcodeでOpenFrameworksの新規プロジェクト作りビルドするときにこのエラーが出るので備忘録。

【エラー内容】
BaseSDK missing

【対処方法】
Xcode → プロジェクト → プロジェクト設定を編集
「ビルド」タブを選択。
「アーキテクチャ」の「ベースSDK」をクリックし"Latest Mac OSX(Mac OSX 10.6)"を選択する。

これでOK。