2014-12-09

[プロ野球]2014オフ FA・自由契約まとめ(15/2/19更新)

(14/12/15更新)
NPBからFA権行使、自由契約となった選手。MLBで自由契約となりNPB入りの可能性がある選手などのまとめ。

選手名 旧所属 状態 移籍先 契約年数 契約金額(総額) 獲得候補
金子 オリックス 国内FA オリックス 4年 20億 阪神、横浜、
楽天、ソフトバンク、オリックス
ペーニャ オリックス 自由契約


楽天
ツインズ(米)
A.ジョーンズ 楽天 自由契約


楽天、ロッテ
ファルケンボーグ 楽天 自由契約




小谷野 日本ハム 国内FA オリックス 3年 3億 オリックス、西武
大引 日本ハム 国内FA ヤクルト 3年 3億 オリックス、楽天
ヤクルト
デスパイネ ロッテ 保留(キューバ) ロッテ 2年 5億+出来高 ロッテ
巨人
成瀬 ロッテ 国内FA ヤクルト 3年 6億 ヤクルト
ウィリアムズ 西武 自由契約







岡島 ソフトバンク 自由契約 DeNA 1年 6000万+出来高 DeNA、阪神
能見 阪神 国内FA 阪神 3年 4億5000万

鳥谷 阪神 海外FA 阪神 5年 20億 阪神
ブルージェイズ(米)、メッツ(米)、ナショナルズ(米)
ソト DeNA 自由契約




金城 DeNA 海外FA 巨人 1年 3000万 巨人
ブランコ DeNA 自由契約 オリックス 2年 5億 オリックス、楽天
グリエル(兄) DeNA 保留(キューバ) DeNA 1年 5億 DeNA、巨人
グリエル(弟) キューバリーグ N/A DeNA 2年 7000万 DeNA
相川 ヤクルト 海外FA 巨人 1年 6000万 巨人
バリントン 広島 自由契約 オリックス 1年 1億7000万 楽天、オリックス
ヤクルト
ミコライ 広島 自由契約 楽天 1年 1億5000万 楽天
ヤクルト
キラ 広島 自由契約


オリックス
阪神
ロペス 巨人 自由契約 DeNA 2年 3億円 DeNA
中島 アスレチックス 米FA オリックス 3年 12億 阪神、西武
藤川 カブス 米FA カブス 1年 100万ドル+出来高 ソフトバンク
阪神
レンジャーズ(米)
川崎 ブルージェイズ 米FA ブルージェイズ 1年 マイナー契約 ソフトバンク
米球団
松坂 メッツ 米FA ソフトバンク 3年 12億 ソフトバンク
DeNA
田中賢 ジャイアンツ 米FA 日本ハム
1億5000万+出来高 日本ハム、楽天
カプアーノ ヤンキース(米) 米FA ヤンキース - - 西武
バンデンハーク サムスン(韓) 自由契約 ソフトバンク 2年 4億

F・ガルシア 儀大(台) - - - -

2014-11-30

[楽天]今オフのワクワク補強候補

今年も立花社長がウインターミーティングに参加する予定の楽天。
2012年ジョーンズ、マギー、2013年ユーキリス、ブラックリーと獲得してきた。
今年は誰を獲得するのか、MLBでFAとなっている選手から何人かあたりをつけてみた。

選手名 ポジション 旧所属 年齢 今季成績 今季年俸
(億円)
備考
ピービ 先発 ジャイアンツ 34 20試 7勝13敗 防3.73 17.0 07年投手3冠
C.ヤング 先発 マリナーズ 36 30試 12勝9敗 防3.65 1.5 07年AS出場
コレイア 先発 ドジャース 34 32試 7勝17敗 防5.44 5.909〜12年2桁勝
R.ヘルナンデス 先発 ドジャース 34 32試 8勝11敗 防4.10 5.3 07年19勝
F.ロドリゲス クローザー ブルワーズ 34 69試 5勝5敗44S 防3.04 3.8 MLB記録62S
ピアジンスキー 捕手カージナルス 38 102試.251 5HR 37打点 9.8 AS2回
C.ペーニャ 一塁 レンジャーズ 37 18試合.136 1HR 2打点 0.6 09年HR王
ウェルズ外野手 前ヤンキース 35 N/A 15000 AS3回

他には、ボーグルソンやルイスなどNPB経験者がいたが除外した。
先発かDHもしくはファースト、サードのポジションだろうと思いリストアップ。
個人的には、ペーニャ(オリックスのでない)の可能性が高いのではないかと思う。予算的にも対応出来そうだし、AJと同じタイプで出塁率が高い。AJより安い価格でAJ級という意味では、年齢的にもAJとさして変わらないので再契約した方がいいのかもしれないが。
ピッチャーでは、2012年にソフトバンク入りの噂があったコレイアは可能性があるかと思うが、年俸が払えない可能性が高いので難しいかも。
ピービ、ロドリゲス、ピアジンスキーは希望で書いたけどこれらも難しいですかね。

2014-11-12

[野球]金子が国内FAとポスティング制度を併用出来る訳

オリックス金子千尋が11日国内FA権を行使した。報道でポスティングシステムと併用と書いていてそんなこと出来るのかと思い調べてみた。

結論としては怪しい部分はあるものの出来そう。

以下から紐解いてみる。
フリーエージェント規約:http://jpbpa.net/up_pdf/1284364512-578244.pdf
日米間選手契約に関する協定:http://jpbpa.net/up_pdf/1415704396-921151.pdf
野球協約:http://jpbpa.net/up_pdf/1415704289-885807.pdf

1.国内FA権を行使した後にポスティング制度を利用出来るのか?

<フリーエージェント規約第6条6項より抜粋>
当該選手が、旧球団以外のこの組織のいずれかの球団と新たな選手契約を締結し、かつ、支配下選手の公示手続が完了するまでは、当該選手は、旧球団の契約保留選手と見做され、その全保留選手名簿に記載されるものとする。

つまり、国内他球団と契約締結するまでは旧所属球団の保留選手に当てはまるので、球団はポスティング制度の容認が出来る。
フリーエージェント規約の記載に、FA権を行使した選手についてポスティング制度の利用を禁止する条文はない。

ただし、微妙なのはフリーエージェント規約の以下の部分。
<フリーエージェント規約第6条第5項より抜粋>
海外FA資格を取得していない選手が、本条第1項の規定により、FAの権利を行使した場合、当該選手は、この組織のいずれの球団とも選手契約を締結することができるが、それ以外の国内外のいかなる球団(プロフェッショナル野球組織又はいわゆる「独立リーグ」に属するものをすべて含む。)とも選手契約を締結することはできない。
正論で行くとこれが正とされて、NPB以外の球団と契約出来なさそう。なので、NPBがこれを盾に取れば移籍を止めることは出来る。ただし、球団がポスティング制度の利用を認めた場合日米野球協約とフリーエージェント規約の優位性等について記載はないので、おそらくコミッショナー裁定となると思われるため、おそらく大丈夫。

よって、国内FAとポスティング制度の併用は可能(ただし、NPBが不承認とする可能性はある)

2.所属球団(オリックス)があくまでポスティングシステムを許可しない場合どうすればよいか?

交渉の過程で、オリックスがポスティングシステムの利用を認めなかった場合、残留か国内の他球団への移籍となるがメジャーリーグへの移籍を前提として考えると、どちらの場合もFA権を行使しているので海外FA権の取得は最短4年後となる。だが、以下の規約の条文から、獲得球団のポスティング制度の利用禁止は最短来オフまでの制限なので来オフにポスティング制度の利用を前提とした契約をしてくれる球団に行けば海外FA権取得と同じ条件でメジャーリーグへの移籍自体は可能。
<フリーエージェント規約第13条>
獲得球団は,国内FAの権利を行使したFA宣言選手について,同選手が当該国内FAの権利を行使しなかったとしたら海外FA資格を取得したであろう時点までは、日米間選手契約に関する協定8項ないし12項所定のポスティングの手続を採らない。
なので、残留しようが国内移籍しようが契約条項にさえ盛り込めばメジャーリーグへの移籍は(フリーエージェント規約に変更がない限り)海外FA権取得と同じタイミングで可能

3.オリックス、他の国内球団はどうするのか?
金子がメジャーリーグへの移籍を前提とすると、

オリックス・・・金子が来季怪我などせずに今季と同様に活躍出来る前提ならば、残留してもらい来オフのポスティング容認が一番メリットが大きい。だが、楽天の球団創設時の岩隈と同様に球団・企業イメージに影響する可能性が高いので今オフのポスティングを認めるだろう。

国内他球団・・・もし、オリックスとの調整が不調に終わった場合に獲得するとなると以下の対価交換になる

得られるもの:金子との1年契約+来オフ(最速)のポスティング制度で得られる補償金
失うもの:金子の年俸×25%(推定5000万)+補償選手 or 金子の年俸の40%(8000万)

これを比較した場合、獲得した方がメリットは大きいように思う。今の相場であれば来オフ最大で20億円が手に入るので。

というわけで、結果的に心情的な問題を除けば誰も損しない選択になっているように思う。金子本人と代理人または弁護士が考えたんだろうけど有能。ただし、FA規約を変える論議になりそうな気がするので最初で最後のケースかも。かつ、金子クラスの選手でないと出来なさそう。
ちなみに、楽天には1年でももちろん来て欲しいです。

2014-08-06

[東北楽天]8月時点のベスト打順

相手ピッチャーが誰かによって打順の適正は変わるが、現時点のチームで個人的にベストではないかと思う楽天の打順。

1 CF 聖澤
2 2B 藤田
3 RF 岡島
4 DH ジョーンズ
5 1B 銀次
6 3B 松井
7 LF 牧田
8 C  嶋
9 SS 西田

とにかく軽い打線。ラッツが入ってうまくいきそうだと思った打線。
エバンスに期待ですかね。
個人的にはもう3位日本ハムまで9ゲーム空いてしまって絶望的な状況なので、レッドソックス同様来季に向けたチーム作りにシフトしていただいて良いのではないかと思う次第です。投手は、シーズン始まった時から来季に向けた投手陣構成になっていたので、このまま行けば誰かは来年に繋がるのではと期待。
ファームに目を向けても、今野、相原、濱矢がそこそこ数字を残しているのでラスト1花月くらいで上がってくることが楽しみ。

野手陣は、三好以外ファームで数字残していないから上げてもあまり意味がないかなという感じ。中川くんは何をしているんでしょうか。

2014-08-05

[プロ野球]パ・リーグ先発投手評価(7月)

7月のパ・リーグ先発投手評価。
順位名前球団ポイント先発防御率
1西武604123.86
2大谷日本ハム584200.93
3石川ロッテ524112.96
4牧田西武514211.80
4松葉オリックス504102.13
6唐川ロッテ485123.81
7スタンリッジソフトバンク485223.23
8金子オリックス443301.64
9摂津ソフトバンク423202.57
10辛島楽天424123.16
6月大活躍の則本が不調。5月の月間MVPだった岸が6月は1位。

シーズン通算(7月31日時点)
順位名前球団通算ポイント平均ポイント順位変動
1金子オリックス24114.18
2西武23014.38
3則本楽天21712.06
4牧田西武21312.53
5スタンリッジソフトバンク19611.53
6辛島楽天19411.41
7西オリックス19111.94
8大谷日本ハム18811.75
9メンドーサ日本ハム17410.24
10石川ロッテ1729.56
安定している金子が1位に復帰。楽天は辛島が安定している。
大谷も徐々に上がってきてついにランクイン。

2014-08-04

[プロ野球]パ・リーグ先発投手評価(6月)

6月の先発投手評価。
順位名前球団ポイント先発防御率
1則本楽天845311.29
2ディクソンオリックス535133.86
3大谷日本ハム524301.37
4牧田西武504211.80
4涌井ロッテ505115.33
6摂津ソフトバンク454123.96
7上沢日本ハム424122.31
8金子オリックス414203.47
9藤岡ロッテ404134.50
10十亀西武354224.43
則本がぶっちぎりの成績。月間MVPも文句なしかと。

シーズン通算成績(6月30日時点)
順位名前球団通算ポイント平均ポイント順位変動
1則本楽天20514.64
2金子オリックス19714.07
3西武17014.17
4西オリックス16613.83
5牧田西武16212.46
6辛島楽天15211.69
7ディクソンオリックス15110.79
8メンドーサ日本ハム15010.71
9スタンリッジソフトバンク14812.33
10涌井ロッテ14710.50
6月の好成績から、則本が1位に踊り出る。

2014-06-16

[プロ野球]パ・リーグ先発投手評価(5月)

6月も半ばまで来てしまったが、5月パ・リーグ先発投手の評価。

5月の成績
順位名前球団ポイント先発防御率
1金子オリックス805221.13
2西武725402.35
2メンドーサ日本ハム725121.73
4則本楽天644311.41
4辛島楽天645143.97
6西オリックス604311.50
7涌井ロッテ544033.62
7大谷日本ハム544203.58
9スタンリッジソフトバンク524201.61
10藤岡ロッテ485145.87
5月は金子が1位、月間MVPの岸が2位。
楽天は則本、辛島が4位タイで頑張った。辛島はちょっと可哀想だね。
他で目立つのは、大谷が7位に入ってきたことかな。

今シーズン通算(5月31日時点)
順位名前球団通算ポイント平均ポイント
1金子オリックス15615.6
2西武15015
3西オリックス13815.33
4メンドーサ日本ハム12212.2
5則本楽天12113.44
6スタンリッジソフトバンク11813.11
6辛島楽天11811.8
8牧田西武11212.44
9菊池西武10611.77
10石川ロッテ10210.2
現在6月中旬ですが、則本が絶賛追い込み中。6月末時点ではどうなってるでしょうか。