2010-12-30

2010のお気に入り

早いもので、もうすぐ2010年も終了ですね。
去年にひき続いて今年も、観たもの聞いたものなどから10本。
と去年と同じ形にしたかっただけど、良い映画がいっぱいあったので、素直に全部。

インセプション [DVD]
[映画]インセプション

月に囚われた男 コレクターズ・エディション [DVD]
[映画]月に囚われた男

告白 【DVD特別価格版】 [DVD]
[映画]告白

NINE [Blu-ray]
[映画]NINE

ハート・ロッカー [DVD]
[映画]ハートロッカー

レスラー スペシャル・エディション [DVD]
[映画]レスラー

縞模様のパジャマの少年 [DVD]
[映画]縞模様のパジャマの少年

壁 (新潮文庫)
[本]壁 / 安部公房

ミスター・ヴァーティゴ (新潮文庫)
[本]ミスター・ヴァーティゴ / ポール・オースター

ザ・ロード
[本]ザ・ロード / コーマック・マッカーシー

東京窓景
[写真集]東京窓景


[展示]ネイチャー・センス展 @六本木ヒルズ

インセプションと壁が本当に面白かった。
映画が当たり年だった気がします。

2010-12-21

12月20日のプレイリスト

1.Folklore / クラムボン
2.Looking East at 6am / Waves and Radiation
3.Ocean / John Butler Trio
4.13/10/99 / Lackluster
5.Lodge / Nest
6.uta tane / sawako

7.Good bye Forever / Arovane
8.Snowy Lava / Ametsub

適当。
こんな感じで寝ます。
そして、切り替えて明日の朝はChris ClarkのWolfで起きる(予定)

2010-12-13

映画 ノルウェイの森

ノルウェイの森 (松山ケンイチ 出演) [DVD]

なかなか、このあと今年中に見れなさそうなので早速見てきた。
好きな作家の小説が映画化されてしまって、見るか見ないかという選択肢は、結局のところ見てしまうので諦めている 笑
原作読んだけど、見なくても良いという選択肢がある人には見ないことをオススメしたい。

あの映画を村上春樹をまったく読んだことない人とかが見たら、「村上春樹好きです。」なんていう人をただの変態か、エロ野郎としか思わないと思う。あの映画を何十万人の人が普通に見ると考えると、「村上春樹好きです。」なんて言っている人間は沈黙の迫害を迫害を受けるだろう。
それでも、言い訳がましく言う機会があれば言ってしまうだろうけど 笑
あの、村上春樹の会話文をそのままセリフで言われるとなんとも気持ち悪いというか。違和感がある。普通の会話文に直してセリフにすればよかったのにとか思ってしまう。ワタナベの「もちろん」という言葉にすら違和感を感じた。
あと、直子と菊池凛子がどうしても重ならなかった。緑はよくわからない 笑
多分、大人の事情で松ケンと菊池凛子は決まっていたのだろうけど。。。直子と緑、どっちがいいかなんて話したこともないし、そんな会話もしたくないけれどあの映画見たら「どっちでもいいわ 笑」ってなると思う。レイコさんかハツミの方がいいわ。という。。。

永沢さんは、イケメンだった。
永沢さんの「自分に同情するな、自分に同情するのは下劣な人間のすることだ。」っていう言葉が好きなんだけど、玉山鉄二がカッコ良く言ってくれた。
突撃隊は、全然出てこなくて多分知らない人がみたらほとんど気にしないと思う。退寮するのはさすがにチラッと出てくるけど。

と、悪く書いてるけど松ケンも菊池凛子も良かったんだと思うし(自己努力の範囲では)、別に原作レイプしているわけでもないと思う。多分誰も悪くないんだろうだけど村上春樹の小説の映画化って難しいんだなと思った。少なくともほとんどそのままやったら。
それでも、ものすごく綺麗な映画だったし、音楽もすごく好き。
でも、出来れば違う原作で見たかったなと思う。
なんか、痛々しかった。

村上春樹の小説は、やっぱりあの文体で本で読みたい。

2010-10-01

イーグルスのはなしをすれば 10

■ブラウン監督解任と次期監督について
昨日、ニュースを見て監督を1年で解任したことに怒り狂っていたが勝手に冷静に考えてみると以下の要素から解任に至ったと推測される。
① 観客動員が1日平均1000人減少
② リーグ最下位
③ 選手起用方法でゴタゴタ

まず③は正直なところ、解任の直接的理由ではないと思うけど①という事実がまずシーズン通してあって、②が決定的になったことで解任を検討したはず。楽天は去年、ブラウンについて「1年目の成績は問わない。2年目の成績で判断する。」という旨の発言を球団社長をしており、実際そう考えていたのではないかと思う。しかし、シーズンが始まっても成績が伸びないところから観客動員も伸びない。当初は、楽天は5年周期でのチーム作りを標榜しているので今年来年の2年間はブラウンに監督をさせて、高齢化しているチームの若返りをじっくり図ろうとしたはず。だけれども、観客動員が落ちたことでこのままブラウンに監督を続けてもらって来シーズンも下位に低迷するとなると楽天熱の常温がかなり低くなってしまうと危機感を持って解任に至ったと推測する。ブラウンで下位に低迷してしまうとファンの信頼は続かないから。

この問題のそもそも原因は、楽天側がなんだかんだ言っても仙台のファンはノムさんがいなくなっても、ある程度引き続き暖かく応援をしてくれるはず。という予測を行っていたが予測の楽観的シナリオの方には進まなかったということだと思う。

かくして、楽天は理想と現実の間で現実を優先してこういう結果になったと思う。実際のところ、去年ブラウンと契約した時からネガティブなシナリオとしての想定の範囲内の出来事だったんだろうとも思うけれどね。

それで、次期監督について今シーズンの問題を解決してくれる監督像としては、”ファンが辛抱強く応援出来る監督”というのになって、そのためには、a.既に実績がある、b.メッセージ発信性が強い(カリスマ的)、c.監督個人で人気が高いという当たり前の要素が必要になってきて、それで今フリーな人で該当となるのは星野元阪神監督しかいないと思う。”ノムさんの亡霊”を引きずっている楽天ファンを取り戻すには、ノムさんと同等かそれに近づけるレベルの実績と人気がある監督が必要で今、生きている人でそれに該当するのは、
長嶋 巨人終身名誉監督
王  ホークス会長
星野 阪神シニアディレクター
とこの3人位しかいないと思うので、交渉可能なのは星野さんだけ。第一の交渉相手としては星野さんになると推測。星野さんがダメだった場合に、東尾元西武監督、ヒルマン元日本ハム監督、伊東元西武監督、荒木ヤクルト投手コーチ、古田元ヤクルト監督、桑田氏辺りの報道されている監督候補と交渉するのでは。バレンタイン元ロッテ監督は・・・どうなんだろうね。千葉ファンがいるからダメだろうし。ブラウン退任で日本人が良いってなるだろうし。松井稼の獲得となると東尾が登場してくるというシナリオも全然あり得る話ではあると思う。

個人的には、監督なんて人気なくて良いと思う。”サーカスに客が入らないのは団長に人気がないことも原因だ”に近い変な考え方ではないかと。

■中村ノリさん戦力外
残念ながら今年の成績では、若返りを図ろうとする楽天では構想外になるとは思います。2年間ありがとうございました。ノリさん重用されて草野が1年棒に振ったのももったいない気が。

■メジャーから帰ってくるかもしれない人達について
楽天は野手は高齢化しているけど、投手陣はそうではなくて岩隈さんも居なくなってしまうので一人誰か取れるなら取っても良いんじゃないかなと思う。川上とか・・・黒田とか・・・ダメかな。井川は、来年もヤンキース残留なんだろうか。

2010-09-17

2010メジャー移籍の噂のある選手

楽天のシンボル岩隈さんがメジャー移籍の可能性があるとのことで。
岩隈は、来年のFAまで待たずに脂ののっているうちにメジャーに行くべきだと思うので応援したいです。
ポスティングで楽天にそれなりに資金が入るのはプラス。岩隈もまだピークのうちにメジャーに行けた方がプラス。ということでポスティングで移籍は全然良いことじゃないかと思う。

んで、今年メジャー移籍の噂のある選手が活躍出来そうかを予想してみる。
ちなみにこれまでの予想実績的は惨敗(笑)
松井稼、岩村、福留、川上、上原が一線級で活躍すると予想して、松井秀、岡島、斎藤隆は厳しいとほぼ予想はこれまで外れている。唯一当てたのは、高橋尚成の活躍位。

A・・・トップレベルで活躍
B・・・レギュラークラスで活躍
C・・・厳しい

投手
岩隈(楽天)        B コントロールの良さとフォーク、スライダーで広い外角のメジャーでは通用するはず。
ダルビッシュ(日本ハム)  A メジャーでもトップクラスのピッチャー。松坂以上で野茂並みの成績は出せるはず。
小林宏(ロッテ)      B セットアッパーとして通用すると思う。 

野手
青木(ヤクルト)      A 内野安打も稼げる野手は活躍するはず。
川崎(ソフトバンク)    C 今年までの成績をみると厳しい気がする。まったく長打力がない辺りもどうなんだろ。

またで追加が出てきたら予想しようかな。
スタンス的には、成功しようが失敗しようがメジャーリーグに挑戦することは応援したいというスタンスです。

2010-08-29

ネイチャー・センス展

先月東京に行った際に、六本木ヒルズに”最古の恐竜展”目当てで行き(最古の恐竜展自体は子供向け過ぎて個人的には期待外れだったが)そのついでで見た”ネイチャー・センス展”が忘れられず記録を残しておかねばという思いがあるので備忘録。
写真等はBusiness誠にこの記事でまとめてあったのでそちらを。

吉岡徳仁、篠田太郎、栗林隆3人によるインスタレーション。
インスタレーションの感想を言葉で説明してしまうのはどうなのかなぁと思ったり、全然感想が書けそうにないので印象に残った展示を上げておく。

・吉岡徳仁 ”スノー”
・篠田太郎 ”残響”
・篠田太郎 ”銀河”
・栗林隆 ”ヴァルト・アウス・ヴァルト(林による林)”

特に、篠田太郎の”残響”に出てくるバクと、栗林隆 ”ヴァルト・アウス・ヴァルト(林による林)”は忘れらない。今年の中でも特に印象に残る体験だった。

11月7日まで、やっているようなのでまた東京に行く機会があれば観に行きたいと思う。オルセー美術館展も合わせて行ったけど、ライブとかも含めてこういうのをいくつもやって成り立っちゃってるっていう意味で東京っていうのは羨ましいなぁと思う。

2010-08-22

楽天vsソフトバンク 2010月8月22日

○楽天4-0ソフトバンク●
http://www.nikkansports.com/baseball/news/f-bb-tp0-20100822-669173.html

ソフトバンク小椋はストレートが速くコントロールも良さそうで良いピッチャーだったけど、1回2番の内村にカットで粘られてバテテしまい(?)エラーも絡んだが立ち直れる気配なく2/3回でKO。内村のナイスプレー。その後、3-0で試合は進んでいって初回から楽天も点が取れず、良くないパターンになりがちだったが、2回の本多のエラーでなんとなく形勢は決まったような気がする。6回に牧田がセンターへのホームランで追加点を良い所で取ってくれたことで4-0で、一応マー君のセーフティリードに持ち込めた。マー君は、10安打を打たれながら114球で完封。さすが。守備も高須、内村、鉄平、牧田が好プレーをして完封を助けた。

マー君圧巻は、Kスタのスピードガンなので信用出来ない部分もあるが、154キロを何球か投げていたこと。今まで知っているマー君の中では最速。

ソフトバンクでは、ずっと密かに期待してた江川が見れた。今日は、マー君に完璧に抑えられていたけどまた見たい。

パ・リーグは、もうオリックスでプレーオフ争いギリギリという感じで楽天が3位になれる可能性はほぼ奇跡レベルまで来てしまったのが残念。でも、今年は来月当たりもう1試合くらい見たい。

2010-07-18

黄金の都シカン @仙台市博物館

TBS「特別展 インカ帝国のルーツ 黄金の都シカン」

完全に無知な南米圏(シカンってインカ帝国以前の文化らしい)の展示。
見飽きちゃう程金だらけ。金じゃなくても土器だらけだった。展示としては量が結構あるのだが土と金ばかりで正直疲れてしまう。

土器については、前期シカンから後期シカンまでの間(600年くらい)でまったく同じデザインの壷を作っている。少なくとも宗教的にしっかりとしたアウトラインは有ったんだろうね。この展示の触れ込みに精巧な金細工とか高度な冶金技術とか評されているのだが、同時期の日本って平安京くらいから鎌倉幕府終わり位の間で金色堂とか作っちゃってて、マルコ・ポーロが「黄金の国ジパングだよ。」とか言ってる時代(実際には、マルコ・ポーロなんていないし、東方見聞録のネタ拾ってきてる人も日本になんか来てないらしいけど)。そう考えると当時の日本すごいじゃんという関係のない感想に至る。

去年のトリノ・エジプト展の時も思ったがせっかく大事に大事に埋葬されている人達が掘り返されてしまうというのもどうなのかなと思ってしまう。それを喜んで見に行っている自分もどうかという話になってしまうが(笑)
考古学で発掘をされている人達はどういう意義を見出しているのか、どうやって現地の人を説得しているのかについては興味がある。

2010-07-04

体験学習

都市部って、色々なものを排除して成り立ってる。

効率的に物事が動くように。

効率化された場所で目的なく生きればそこにはなんにもない。

便利だけど生きるための前提条件が多くなるのは不幸なこと。

そんなことを思った週末。

なるべく身軽に生きたい。

2010-05-09

W杯メンバー(野球だったら)

もし来月、野球のワールドカップがあって明日代表発表だったら。

【投手】  13人
黒田     (ドジャース)
斎藤隆    (ブレーブス)
岡島     (レッドソックス)
ダルビッシュ (日本ハム)
岩隈     (楽天)
田中     (楽天)
涌井     (西武)
岸      (西武)
浅尾     (中日)
杉内     (ソフトバンク)
摂津     (ソフトバンク)
馬原     (ソフトバンク)
藤川     (阪神)

【捕手】   3人
城島     (阪神)
細川     (西武)
阿部     (巨人)

【内野手】  7人
中島     (西武)
中村     (西武)
井口     (ロッテ)
小笠原    (巨人)
川崎     (ソフトバンク)
森野     (中日)
村田     (横浜)

【外野手】  6人
松井秀    (エンゼルス)
イチロー   (マリナーズ)
福留     (カブス)
内川     (横浜)
青木     (ヤクルト)
鉄平     (楽天)

1 右 イチロー
2 二 井口
3 一 小笠原
4 DH 松井
5 三 中村
6 中 福留
7 遊 中島
8 捕 城島
9 左 青木

先発 ダルビッシュ、杉内、岩隈、黒田

セカンド井口以外は実際こうなりそうな気がする。
パ・リーグだけで日本代表全然組めるな。
そして、岩隈、田中、鉄平を持っていかれた楽天は負けるという。

2010-04-22

1Q84 book3

1Q84 BOOK 3
※感覚的にはネタばれの可能性があるのでこれから読む予定の人は読書感を損なわないために読了後にこの文を読んで頂きたい。




Book1,Book2を読んでそれほど面白いと感じなかったが、Book3になって面白くなって来たという感じがする。内容的には、自らがこれまでに作ってきた幻想的な世界感を使ってみたりして宗教とかそういった特殊なコミュニティを否定(疑問を持つという意味で)している。個人的には、コミュニティ(1Q84では宗教団体)を完全悪として扱わず、それなりに許容した上でそこからの脱出について書いていることは支持というか共感出来る。言うなれば、"世界の終わりとハードボイルドワンダーランド"のパラレルワールドのようにも理解出来る。あれを書いた頃の春樹氏とは違う答えを持って書いていると思う。
エルサレム賞での発言など最近の発言を含めても、かなりわかりやすいというかハッキリしたメッセージが込められているような気がしてならない。


また、文章の中に後身に対するメッセージのようなものも感じられる。これまでに自分に与えられた評価(批判)も用いて小説・物語を書くことへの重要性をちらつかせ、それを推奨しているように思える。春樹氏ももう自らのキャリアの最期を見据えて書いているような気がする。

気になるのが、この物語の顛末だがbook3までであるコミュニティから抜け出す勇気と他者との繋がりについて書いていると思うが、その後の世界に対して出版するかもしれないbook4で答えもしくは命題を提出出来るのか期待と疑問が残る。個人的には、book4はあるべき流れだと思うし、そこに書かれる村上春樹氏なりの提示に期待したい。終わるのであれば、book2で終わる内容だっただろう。book3を書いたということは絶筆でない限り続きはあるはず。


と、好意的に書いたが気になる点としては、なぜ天吾と青豆の純愛をプロットとして用いなければいけなかったのか。それが理解出来ない。"村上春樹"を恋愛小説家として見ればそれは疑問にならないと感じるが、自分を含めてそう思っていない人間にとっては、book3までで意味を既に持っているプロットなのか、示唆はあるのだけれど単純に理解が出来ていないだけなのか、それとも単なるプロットに過ぎないのかは不明である。だが、"スプートニクの恋人"でも使っているように、それが今までも書いてきたプロットの一つにしか過ぎないと解釈するとやや安っぽく感じてしまうのも否めない。

2010-04-11

2010パ・リーグ順位予想

本当は開幕前にやるもので、対戦が一巡してからやるのも微妙なものだけれど。やっておきたいので。予想順位は、開幕前と変えずに。

パ・リーグ
1位 ソフトバンク
2位 西武
3位 楽天
4位 日本ハム
5位 ロッテ
6位 オリックス

混戦だと思いますが。
和田が帰ってきたソフトバンクが、勝利の方程式SBM健在ということで団子レースの中でちょっと抜けれるかなと予想。西武はチーム力は一番だけど抑えがいないので2位。シコースキーではちょっと絶対的とは思えない。3位楽天は、マーさんと岩隈さんがローテーションにいればこれくらい行けると予想。西武同様抑え不在だけど、川岸様が頑張ってるうちに1年かけてモリーヨが育ってくれれば・・・
4位日本ハムはスレッジと藤井の移籍が大きいかなと思う。チームとしてピークが過ぎて転換期を迎えている気がする。武田久の不調は追い打ち。5位ロッテ、絶好調ロッテ。この予想が一番外れているのか・・・、唐川と4番金がブレークしちゃうと一昨年の西武みたいになりそう。ちなみにパ・リーグで一番怖いバッターは、西武中島、中村でも、ハム稲葉でもなくて井口と個人的には思ってます。最下位オリックス、後ろの方で投げるピッチャーがまだ育っていないから今年は厳しい気が。

楽天には、岩隈、マーさんに続くピッチャーが今年も出て来て欲しい。
去年に引き続き永井、2年目藤原、5年目片山に期待。

セ・リーグは、4連覇って数字的には難しそうだけど巨人以外1位予想出来ない。
対抗が阪神、中日。例年通りの構図な気が。

2010-04-05

神保町

古本を買うのは、ただ他人によって読み古されてきた本を一時的に所有するだけのことだ。
けれど、傷んだ紙、変色した紙、汚れた紙を見るとそこに何かしら霊的なものがあっても不思議ではない気がする。

ある人の下では、何十回と読み返され最期まで愛された本かもしれないし、またある人の下ではただ本棚に並べられ一度も読まれなかったかも知れない。

病床で読まれた、サンドイッチを食べながら読まれた、電車のなかで読まれた、馬乗りになられながら読まれた、便所で読まれた、どんな風に時間を過ごしてきたかまったくわからない本達。

そんなものが乱雑に山積みされた古本屋にいると、知らないうちになにか大きなものに憑かれていたり、何か奪われていたりしてそうな感覚。
無法地帯の中にクラッキングされる危険性を抱えながら、どこにあるか、そもそもあるかどうかすらわからない情報を探し回ってどんどんと進んでいく感覚。


そんなことを思える場所もなかなかないな。という気持ち込みで神保町古書店散策は楽しかった。


買えなかったけれど現存を確認出来た本もいくつかあって良かった。
しかし、あの街で決め打ちで探し物をするにはそれなりにスキルが必要だ。

2010-03-07

映画:トレインスポッティング

トレインスポッティング [DVD]

多分、見るのは3回目か4回目。
ラストのunderworldのborn slippyが聞きたくなって見る。
全然古い映画という感覚を持っていないのに、映画館用予告を見るともう古い映画なんだと思う。80年代後半を舞台にしているのに、2010年の今も退屈で陰鬱な毎日というのは普遍的に変わっていない。こんな映画を何度見ても良いなんて思って生活しているのはどうなんだろう。

2010-03-01

映画:縞模様のパジャマの少年

縞模様のパジャマの少年 [DVD]

"夏休みに遊びに来なよ。また、仲良くなったらベルリンに来られるよ。"

ナチスのユダヤ人強制収容所に入れられているユダヤ人少年と、そこで働くナチス高官の息子である少年の物語。単なるナチス批判でなく、ドイツ(アーリア)人の葛藤も公平に描いている。何が悪いのか、個々でみたときに、誰か悪い人間が果たしていたのか?と考えさせられる映画。使用人のユダヤ人と主人公の会話、主人公がユダヤ人の少年とするラスト前のやりとり。そして、ラストの展開。

ナチスドイツ時代のドイツ人とユダヤ人の子供達の密かで小さな交流を描く心温まる映画くらいに思って見たが、そんなに生易しい映画じゃなかった。

レスラーに続いて2作連続で当たり。

2010-02-28

映画:レスラー

レスラー スペシャル・エディション [DVD]

80年代に栄華を極めたプロレスラーの20年後の姿を描いた映画。
みすぼらしくなっても続けるその姿は、泥臭いけどカッコいい。
ランディを演じた、太って顔も崩れてしまったミッキー・ロークにもその姿を重ねてしまう。
ニコラス・ケイジが演じてもそれなりに面白い映画だったと思うけど、ミッキー・ロークじゃなきゃいけなかったと思う。

πも見てみようかなという気になった。

2010-01-21

googleデスクトップ検索 プラグイン追加で任意の拡張子検索

仕事で大変お世話になっているgoogleデスクトップ検索様。

.logとか、.txtとか、.tmpとかもっと検索して欲しい拡張子があるのにと思っていたところに、ありがたいプラグイン作ってくれていた人が。

Larry's GDS Plugins
http://www.trivex.net/

上から2つ目のAny Text File Indexerをダウンロードしてインストール。
定義ファイルのLarrysAnyTextFileIndexer.confを編集して、末尾に検索したい拡張子を追加してあげればその拡張子を検索してくれるようになる。

# Text file
AddNewExtension "txt"
# Log file
AddNewExtension "log"


みたいな感じで。
本当にgoogle先生に支えられて生きている。

2010-01-11

macでNTFSに書き込み可能に

だいぶ前に行ったやつだが、備忘録にmacでNTFSファイルシステムに書き込みをするためには、linux同様のfstabにNTFSを追加してやるパターンとmacFUSE×NTFS3Gを使う2パターンをネット上で見つけたが今回は、後者を採用してNTFSファイルシステムに書き込み可能に。
itunesのライブラリをwindows使用時の外付けHDDで継続して使用したかったので。
今のところ不具合はない。


via Mac OS XからNTFSディスクへ書き込み « JP-Kotorie

2010-01-05

仙石線

今日仕事帰りに仙台駅から東口を通り、なんだか色々昔の仙石線仙台駅の風景を思い出した。

しばらく忘れていたことばかり。


JR仙台駅の改札を通って、洞窟のような地下道を通る。その側面にずらずらと書かれた各駅の名前とその駅付近の特徴を描いた長い壁画的絵。宮城野原駅の横には、鉢巻きをした陸上選手が走っている。松島海岸駅の横にはラッコがいる。石巻駅へ行くまでに途中から描くことがなくなり3駅飛ばし位でしか絵が描かれていない。
地上に出て仙石線の8番9番プラットフォームに出る。真ん中にキオスクがあって新聞が並んでいて、トマトジュース、津軽の100%りんごジュース、コアラのマーチなどもあった。一番興味があるのは雑誌の所に置いてある今週号のジャンプ。表紙は悟空。冬の8番9番プラットフォームで看板広告を読みながら待つのは恐ろしく寒い。
電車が来る前に、線路に降りてはしゃいで駅員に連れて行かれる高校生。

少し待つと水色の車両がやってくる。


なんだか、カメラのフィルムケース状のくず入れのついた、切符をM字型に切るための切符きりに復活して欲しくなった。自動改札口は速くて混まないけどつまらない。

2010-01-04

バベルの塔 続報

リアルバベルの塔"ブルジュ・ドバイ"の落成式が今日あったそうな。
wikipediaには、160階〜206階までmechanicalと書いてあるがこれは何なんだろうか?直訳的に考えるとコントロールルーム・管理室などに思えるけど、単純にこんだけ高いと管理にこんなに階数が必要なんだろうか?それとも科学技術目的のスペースなのか?

公式サイトはアクセス過多なのか、見れない。

2010-01-03

出だし

一昨日の投稿で目標も抱負もないとは言ったものの、去年よりも物事に取りかかるまでの時間を短くしたい。というのがあった。毎年同じような目標を年初に思うんだけど、2月にはもうあれやこれやで実践しなくなっちゃってる。
パソコンも起動が遅いとイライラしちゃってイライラしている間に、色んな考えを落としちゃってる感じがしているのが自分的にもったいない。ブログとかtwitterとか紙メモとかそこにあるものを使って、さっさとまとめたり、残したりする。そんな感じで僕にとっても世界にとっても大事な大事な2010年代の最初の1週間位景気よく動きたいものです。

今年もtrilf,twitterあとparasite careerも・・・よろしくお願いします。
parasite careerも約月1ペースという意味で今年10個くらいのoutputを目標に頑張ろうかな・・・あくまで目標(夢)ね。

・trilf vol.2 http://trilf2.blogspot.com/
・twitter http://twitter.com/HKKtcc
・prasite career http://tcchkk.blogspot.com/


起動が速いメモという意味ではポメラが前から欲しいんだけれど、これだけのために2万円代後半はきっとコストパフォーマンス悪いよね・・・

2010-01-02

AVATAR

アバター (ジェームズ・キャメロン 監督) [DVD]
AVATAR観てきたよ。
あまり期待していなかった分、期待以上だった。本当に3D映画だあ!という具合に。小学校の時に映画館で観た"ジュラシック・パーク"に次ぐ位の衝撃だったかな。映画もこれから大きく変わるんだというワクワク感も味わえる。

小学校の修学旅行で岩手藤原の郷で、赤青の眼鏡をかけて初めて見た3Dの映像とか雑誌小学1年生の付録についてきた、これまた赤白メガネで見る立体的なドラえもんとか、あの当時の3Dはあんな程度だったのに、すごいなあなんて思い出したりした。

3時間近い作品だけど、途中から自分から3D映画を見てるんだという意識は消えて普通に慣れてきて(しっくりくる)、観るのが疲れるということはない。3Dメガネが顔にフィットしないと若干違和感を感じる(メガネの人はメガネの上に3Dメガネなので要注意)。

けれど。映画の内容は別の話で、3D映画が出てきても制作費の少ないCGも3Dも出てこない映画も全然生き残れるなと思い安心。まだ2、3年は制作費がかかりすぎて今のCGと同じように、アクション、ファンタジーとか超大作系にしか使われないだろうし。(AVATARも、俳優はほとんど観たこともない人ばかりなのにとんでもない制作費)

AVATARの個人的な感想としては、やっぱりジェームズ・キャメロンw
ターミネーターとかタイタニックの監督だなって感じの、もう今ではあんまり見かけないような気がする(見てないだけかもしれないけど)、正義のために悪と戦う典型的アメリカ超大作で途中から笑ってしまった。
と、内容的にはあまり好きじゃないけど本格3D映画で成功した先駆け映画として映画史に残る映画だと思うので、もし見る気がある人はDVDじゃなくて映画館で見るのがオススメです。

2010-01-01

あけましておめでとうございます

明けましておめでとうございます。

2010年も引き続きよろしくお願いいたします。
個人として特に今年に限っての目標とか抱負とかありませんが、30歳になる5年後の2015年を見据えて仕事も趣味もoutputを増やしていけるように継続してやりたいことをやろうと思っております。

頼むから静かにしてくれ〈1〉 (村上春樹翻訳ライブラリー)
カラマーゾフの兄弟を2巻で中断してレイモンド・カーヴァーの"頼むから静かにしてくれ"を読んで年越ししました。カーヴァーの雰囲気やっぱり好きです。