2011-12-20

[本]愛


マルグリット デュラス
河出書房新社
発売日:1996-04

417の準備やら仕事やらなんやらで読書ペースが落ちてあんまり最近小説を読んでいないながらも2ヶ月くらいかけて何回も反芻しながら読み終えたこの本。
マルグリット・デュラスの本は初めて読んだ。
この本を読んだだけで、デュラスってどういう作家なのかわかりそうもない。
まずもって、意味が分からない。何を暗喩しているのかもわからず只々文章を読んだだけといった具合になってしまった。
だが、この散文詩的な文章と構成は参考になった。参考になったと言っても、文章の美しさがあって成立しているものだと思うので難しいものがある。
それでも、読みたかった構成の物語であったので偶然読んだとはいえ中々いいタイミングで読めたかなと思う。


2011-12-19

[東北楽天]小山1億突破!


【楽天】小山大台突破!「ロマン」を実現


まさかの1億突破。8勝はしたけど1億手前で止まると思っていたら、楽天色つけたな。。。
小山さんが1億円プレイヤーになるなんて夢にも思いませんでしたわ。

ちなみに、最近思うんだが日本って中継ぎピッチャーに対しての評価(年俸)がメジャーに比べて高いよね。今年浅尾が日本記録更新したホールドなんて、アメリカでは興味ないみたいだし。

2011-12-18

[プロ野球]おかわり君3年10億


野手と投手を比較してもしょうがないが、杉内が4年22億オファーを貰えるとしたらこの中村の3年総額10億はかなり割安。

再来年に海外FA取得予定だが、3年契約ということは今のところメジャーリーグにいく希望はないということだろうか?
好打者ではなく純粋なホームランバッターだが、日本の大砲がメジャーでどれくらい通用するのかというのはものすごく興味がある。メジャーリーグ側は、日本人選手は30本以上打ってる選手でも長打力の面で松井秀喜以上の成績を出している野手は一人もいないのでその面についてかなり評価が低いのだろうが。

2011-12-17

[プロ野球]各球団の補強の峠を超える

日本の各球団の補強がだいぶ落ち着いてきたので(アメリカに出ていく選手も出揃ったことで)、ここで一旦勝手に球団ごとに整理してみる。まずは、パ・リーグ上位3球団(主観的なA,B,C,D判定)

パ・リーグ
・ソフトバンク [C]
IN  帆足(西武)、ペーニャ(マリナーズ)
OUT 和田、杉内、ホールトン、川崎
まだ杉内の残留の可能性があるが、杉内が残らなかった場合表ローテ3枚が抜けるので痛手。それでも、帆足を獲得したことで1枚分は確保出来た。そして、ずっとフル出場していた川崎の代わりのショートが今のところいない。来季はパ・リーグが拮抗しそうでありがたい限り。結構いい契約条件出しているのだが。杉内流出が決定すれば大物外国人補強に動くだろうか。

・日本ハム [D]
IN  スレッジ(横浜)、紺田(巨人)
OUT ダルビッシュ、スケールズ
ダルビッシュが抜けて、その代わりに誰か補強する様子もない。いつも通りの日本ハムである。野手は、一時海外FAが噂された田中賢介が残留で来年は今年よりも打線は良くなるだろう。スケールズは条件が折り合わなかったのか退団。いい選手なので、どこか他球団が獲るだろう(楽天以外)

・西武 [D]
IN  ウィリアムズ(レッドソックス)、ヘルマン(レンジャーズ)、武山
OUT 中島、帆足、フェルナンデス
なんといっても中島の海外移籍が大きい。いずれ新たなスター選手が出てくるであろうけど中島の移籍は今のところ替えがきかない。来年の西武は今年のロッテ状態になるのではないだろうか。といいつつも、西武はこれまでもスター選手の流出を乗り越えてきた伝統球団ではあるので新しい選手が出ることは楽しみである。

と上位3球団はいずれもマイナスな形に。新人を含めて未知数な戦力が出てくるとは思うが額面通り見れば戦力減。来年は混パになりそうなストーブリーグである。

2011-12-16

[Facebook]武雄市のFacebook

佐賀県武雄市の市のウェブサイトがFacebookに完全移行されたというニュースは、Yahooニュースかなにかでその事実だけ見た。それを読んだ時は、入れ知恵されたオジサンが浮き足立って流行りのFacebookに乗ってみたという痛いニュースだと思った。

この記事を読んで、そうではないと思った。
http://www.itmedia.co.jp/news/articles/1112/14/news024.html


使い方とそこで何を扱うか、誰が使っているのかについてものすごく割り切っている。とても頭の柔らかい印象を受ける。

そして、ここにもあるがF&B良品というビジネスモデルまで自ら作っている。
ただ企業を誘致したりするだけでなく、自らビジネスモデル構築というのはこれからの中小の地方自治体の首長に求められる能力で、地元での調整能力があるというだけの首長はオワコンになってしまったのだね。下の記者会見を見るかぎりはベンチャーの社長みたいだ。

全国を楽市楽座にすることで日本の地域の所得を上げていきたい。それが僕の夢ですね。 --樋渡啓祐 武雄市長--
 設立の際の記者会見は以下の通り


どうでもいいことだが、記者会見に慣れていない感じが良い(笑)
Ustのカメラ回している人もヒソヒソ話してるし(笑)

2011-12-15

[マンガ]スラムダンクの続きを勝手に考えるを読み始める

Kの部屋 スラムダンクの続きを勝手に考える
http://blog.livedoor.jp/jungle123/

本当に今更だが、スラムダンクの続きを勝手に考えるを読み始めた。
面白い。。。
マンガを全部ひと通り読んでいるからというのもあるが、一コマ一コマが鮮明に思い浮かぶ。この人の文章が凄い。
今もなお続いているようだが、いつになったら追いつけるのか。

さすが、編集者。

2011-12-14

[Notes]アイコンの未読件数を表示/非表示させる設定

Notesを再インストールして、デフォルトの状態にしてみたらNotesのアイコンに未読文書の件数が表示されていなかったので、その設定方法。

上段メニューの[表示]→「未読文書数の表示」にチェックを入れる。

チェックを入れれば未読文書数が表示され、外せば消えます。

設定は、これだけでした。

2011-12-13

[TheePioneers]417 vol.4

Thee Pioneersも出ます417 vol.4について告知。

--- 417 vol.4 Emperor's Birthday ---
【Date】2011-12-23 (Fri)
18:00 Open
18:30 Event Start
24:00 Close

【Place】Cafe & Casual Bar HEAVENS DOOR
 http://g.co/maps/xj6z5

【System】
¥1,500(2drink)

【Act】
siboli [DJ]
DJ MR.FUJI [DJ]
thee pioneers
turder [DJ]
7
E.S.E
419(presented by kayahalab)

【Time Table】
18:00 Open
18:30-19:00 DJ MR.FUJI [part1]
19:00-19:30 turder
19:40-20:10 E.S.E
20:10-20:40 siboli [part1]
20:40-21:10 7
21:10-21:40 DJ MR.FUJI [part2]
21:40-22:10 Thee Pioneers
22:10-22:30 419
22:30-23:00 sasascene×hkk
23:00-23:30 siboli [part2]
23:30-24:00 back 2 back


[Mail]
t2chkk@gmail.com



2011-12-12

[競馬]超良血ジョワドヴィーヴル

競馬はブラッドスポーツと言われているが、その通りの結果になった昨日の阪神ジュベナイルフィリーズ。

父ディープインパクト(GⅠ7勝)、母ビワハイジ(現阪神JF馬)、母の父カーリアン、姉ブエナビスタ(GⅠ6勝)

アホかと。。。

見た感じだと中盤からの伸びもよく、かなり可能性のある馬だと思うけど、タイムだけを見れば現時点では3歳以上1000万下クラスで入着出来るレベルなのでウォッカ、ブエナビスタ、アパパネレベルまでは行かないが例年の牝馬クラシックホースと同等レベルで、来年の牝馬クラシックを勝てるレベルの馬だろうと思う。(そんなのわざわざ言わなくてもわかるが。)

でも420キロは小さいな。
(※面倒なので、Jpn1とGⅠをごっちゃにしてます。)
競馬だけでなく、人間も少なくともスポーツにおいてはある程度血統的なもので才能って言われるものにはやっぱり大きな差があると思う。優生学支持というようなつもりはないけど、ある程度無い才能は無いと認めて生きていったほうが何かといいのかなと。

2011-12-11

[プロ野球]TBPP(1打席あたり平均得塁数) 2011 パ・リーグ

12/8のエントリーで山崎選手とフェルナンデス選手の比較に使ったTBPP(1打席あたりの平均得塁数)についてパ・リーグの規定打席到達選手で計算してみた。

TBPP=(四球+死球+敬遠+塁打数+盗塁+犠打+犠飛-盗塁死)/打席

以下数字の高い選手から降順に。


中村 剛也 0.667
松田 宣浩 0.589
糸井 嘉男 0.576
本多 雄一 0.547
内川 聖一 0.531
中島 裕之 0.523
長谷川 勇也 0.499
伊志嶺 翔大 0.488
バルディリス 0.483
聖澤 諒 0.481
栗山 巧 0.481
T-岡田 0.480
浅村 栄斗 0.468
井口 資仁 0.467
陽 岱鋼 0.463
中田 翔 0.462
稲葉 篤紀 0.454
後藤 光尊 0.452
フェルナンデス 0.445
松井 稼頭央 0.439
大引 啓次 0.433
今江 敏晃 0.433
坂口 智隆 0.429
川﨑 宗則 0.412
岡田 幸文 0.405
小谷野 栄一 0.385
高須 洋介 0.379

計算の元にしている数字が似ているからだけれども、OPSに似た数字になったな。

2011-12-10

[小説]暗渠の宿

西村 賢太
新潮社
発売日:2010-01-28

西村賢太の2冊目。といっても入っているのはデビュー作の暗渠の宿。
私小説なんて太宰治くらいしか読んだことがなかったのだが、この人のを読むと太宰治なんてオシャレなもんだな。なんて思えてしまうような破滅型私小説。
おそらく、人間性根のようなものは大概変わらずにずっと似たようなところをグルグル廻って生きていくんだな。とふと思ってしまう。
そして、これを読むと自分はまだ落ちるところまで落ちるというのにはまだまだ程遠いなと思い、なんだか安心してしまう面もある。

2011-12-09

[Notes]Notesの起動を速くするチューニング

元ネタの掲載からは遅れに遅れての投稿だが、Notesクライアントの起動スピードを速くするチューニング方法の紹介。元ネタはコラボレーション・エンジニアの考える日々より。
以下記載手順も、上記リンク先に記載してあるものにナンバリングしただけのものになります。

①Notesクライアントを終了させる。
プロパティファイルを編集するので、Notesクライアントを起動している場合は終了させておく。

②チューニング対象のプロパティファイルを見つける。
Notesのインストールディレクトリ\framework\rcp\deploy\jvm.properties
(Windowsで標準ならば、C:\Notes配下もしくは、C:\Program Files\IBM\Lotus\Notes配下のいずれかにインストールしていると思う。)

③プロパティファイルの以下の項目を編集する。
【デフォルト】vmarg.Xmx=-Xmx256m
【編集後】vmarg.Xmx=-Xmx512m
本例では、512MBに設定しているが搭載メモリーに合わせて768MB、1024MBとこれより大きな値に設定しても良い。

④Notesクライアントを起動する。
環境によって、異なると思うが体感的には起動時間が半分位になった気がする。

via  ノーツスタンダード版の爆速チューニング  コラボレーション・エンジニアの考える日々

2011-12-08

[東北楽天]山崎とフェルナンデスの比較

来年の4番候補のフェルナンデスとここまでの楽天の4番であり中日への復帰が決まった山崎を比較してみる。
本塁打、塁打数、出塁率に加えて、TBPP(一打席単位に期待出来る得塁数)を最近3年間の成績で比較してみる。
TBPPは、勝手に作った指標だけれども既に同じ指標があれば名前を直します。

計算式:TBPP=(四球+死球+敬遠+塁打数+盗塁+犠打+犠飛-盗塁死)/打席

★山崎武司 (左から2009、2010、2011)
出塁率 .332 .303 .286
塁打数  276 241 133
TBPP  .585 .503 .427


★フェルナンデス
出塁率 .318 .387 .308
塁打数 173 119 209
TBPP .481 .584 .452 


出塁率で言えば、フェルナンデスの方が成績を残しているが平均得塁数で言えば山崎の方が数値は高い。他チームの4番と比較してみないとなんともいえないがフェルナンデスはイメージ通りの数値で、後半戦で挽回して数字を調整するタイプでシーズン通して期待出来るかというとかなり怪しい。山崎も春先は毎年成績が出ないタイプだが、チームの得点に対する貢献度でいえば山崎の方が期待出来るという結果に(勝手な数値だが。)


予想通りフェルナンデスはそこそこの成績で終わるのではないだろうか。4番ついてはまた別のテレーロなり、新外国人なりに期待したい。

2011-12-07

[美術]フェルメールからのラブレター展 @宮城県美術館

10月末から宮城県美術館で始まっていたフェルメールのラブレターをようやく見てきた。
フェルメールの絵自体は3点しかなくて展示されていたのは以下の3点。

・手紙を書く女
・手紙を書く女と召使い
・手紙を読む青衣の女

その他は17世紀のオランダ人作家の作品が多い。その辺のことに詳しくないのでわからないがレンブラントの師匠だとか、レンブラントの弟子だとかそういう人が多くて作風もとても似ていた。レンブラントの絵自体は、来年6月の東京都美術館リニューアルオープン時にやる展で”真珠の耳飾りの女”とともに見られるらしい。

”手紙を書く女と召使い”は、一枚の絵がストーリーになっていてとても面白い。この一枚を見ただけでも見に行った価値はあったと思う。その他のフェルメール以外の同時代の作家の絵がメインになるが、この時代のオランダの作家は皆、家の中の様子を遠近法を主に用いて描くのが流行に見える。そして、皆ヴェルベット生地(?)の光沢の書き方が上手い。

あと、昔からオランダ人は酒飲んで狂ってるんだなと。。

気に入った絵
・ピーテル・デ・ホーホ 「中庭にいる女と子供」
・ヤン・リーフェンス 「机に向かう簿記係」
・エドワールト・コリエル 「レター・ラック」
・ピーテル・ラストマン 「ダヴィデとウリヤ」
・ヨハネス・フェルメール 「手紙を書く女と召使い」

フェルメールからのラブレター展
http://www.pref.miyagi.jp/bijyutu/mmoa/ja/exhibition/20111027-s01-01.html
来週の月曜日(12/12)までの展覧だが、日曜日は混んでいるし近くに有料駐車場自体はないので車で行く場合は注意した方が良い。

2011-12-06

[プロ野球]ソフトバンク内川の契約内容(推測)

【ソフトB】内川“成果報酬”9000万上乗せ

下世話な話題ではあるが、ソフトバンク内川選手の4年契約の内容が気になったのでネットで調べた内容からの推測の契約内容(あくまでも勝手な推測)は以下の通りである。

4年契約 
最低:5億6000万円
最高:13億6000万円
とあるので、この数字を信じると3年目以降に基本年俸が変動するということで良くわからない部分はあるが以下のような感じではないかと?

1年目 (2011年) 1億7000万円(+出来高1億円)
2年目 (2012年) 1億7000万円(+出来高1億円)
3年目 (2013年) 1億1000万円〜3億円(+出来高1億円) ※基本年俸が変更
4年目 (2014年) 1億1000万円〜3億2000万円(+出来高1億円) ※基本年俸が変更

楽天も21勝した年に岩隈と3年9億で契約してお買い得な契約かなと思ったが、実際には年3億の活躍をしたとは言い難い結果(3年間で69試合29勝22敗)になってしまった。やはり、長期契約をすると怪我等の要因も多いが良い結果がなかなか出ない。
選手には厳しいが、ソフトバンクの成果報酬型契約は良いのじゃないかと思う。野球はスポーツの中でも数字がたくさんある競技だから出来高をやりやすいし。

2011-12-05

[東北楽天]イーグルスのはなしをすれば 12

今年のまとめは、すっ飛ばして来年の話。

★来季陣容
今わかってる範囲で来年の陣容を予想してみた。
前提となる主なIN/OUTは以下の通りで予想。
【IN】
川島 投手
上園 投手
武藤 投手
フェルナンデス 一三塁
テレーロ 外野

【OUT】
岩隈 投手
スパイアー 投手
山崎 一塁
ルイーズ 一塁

1 中 聖澤
2 遊 松井 (桝田)
3 右 牧田 (テレーロ)
4 指 テレーロ 
5 左 鉄平 (中村)
6 一 フェルナンデス (ガルシア)
7 三 高須 (草野、岩村)
8 捕 嶋
9 二 内村

【先発】
田中 塩見 永井 長谷部 ラズナー 川島
【中継ぎ】
小山 青山 片山 武藤 美馬 加藤
【抑え】
新外国人

栗原、村田、杉内、帆足どれも取れなさそうなこの状況。来年から日本人(枠)になるフェルナンデスのまさかの復帰。来年もフェルナンデスの守備は話題の的。。。
まずその前に岩村に復活してもらいたいのだが。。
膝の問題で厳しいのだろうか。
そして、来年も抑えがいないわけだけれども新外国人を取ってテストしてダメなら青山・片山をテストかな。先発は、岩隈さんの代わりがいない。ラズがどれくらい頑張ってくれるか次第か。

2011-12-04

日本シリーズ まとめ

今更ながらに日本シリーズのまとめ。
予想の方は、結果だけが当たり過程はハズレ。
初戦・2戦目を連勝したチームは80%強の確率で優勝するというデータも効かず。
森福の11球で流れを変えて、摂津で締める結果に。

なんだか、初戦・2戦目と馬原で落としたのもご愛嬌だったのではないかというような結果になった。
シリーズを通して、ソフトバンクの野手でシリーズ男になった選手はいなかったように思う。4勝3敗という結果もあってそこそこの結果の選手が多かった。そういう意味で、MVPに小久保が選ばれたのもキャプテンとして全員への表彰の意味合いもあるだろう。一方、投手陣では、先発5人の和田・杉内・摂津・ホールトン・山田ら全員が仕事をした。中継ぎ陣では、ファルケンボーグが無双状態だったし、森福も良かった。
最後第7戦の9回にファルケンボーグが怪我をしないで抑えていたら、MVPはファルケンボーグだったのではないかと思う。

不調の馬原で落としたとはいえ、優勝したのは力関係通りだったなと思う。(完全な結果論だが)中日との力の差は第7戦の結果だろう。
中日については、特に何もない。総力戦で負けたタラレバのないシリーズだった。そういう意味では良い日本シリーズだった。

今年のソフトバンクは、レジェンド化確定の強さだったが来年もう一回このメンバーのソフトバンクとやらなくていいというのはありがたい。

楽天ファンになる前は西武ファン(AKD時代から)だったが、秋山が泣いているのは初めて見た。このシリーズで一番驚いた出来事かもしれない。

2011-11-12

2011日本シリーズ予想

もう初戦が始まってしまったが日本シリーズの予想。
まっとうに予想すれば、ソフトバンクが勝つでしょう。
戦力差が大きいと思う。

ソフトバンクは、CSも順当にローテ通りで勝てたので和田→摂津→杉内→ホールトンのローテで行くでしょう。一方の中日は、チェン→吉見→ネルソン→山井(川井)か。
初戦の和田・チェンの結果の予想は難しいが、2戦目に中日が摂津を攻略出来るかが第一の山場だと思う。吉見自体はソフトバンク戦で抜群の相性なので、CSで2試合投げている疲労を考えても、吉見ならおそらく問題はないと思う。

ある程度もう語りつくされている部分はあるけど、初戦・2戦目の結果からの傾向をみてみたい。

①初戦と2戦目
毎年言われる周知の事実だが、日本シリーズの結果はまず、初めの2戦目が大きい。
最初の2連戦を共に落として優勝したのは過去20年で1989年と2000年の巨人の2例しかない。(1986年に西武が1分1敗で8戦目まで持ち込んで4勝3敗1分で優勝したケースはある。)ソフトバンク・中日ともに最初の2戦をまず最低1勝1敗で乗り切るのがまず最初のハードルとなる。
最初の2戦を2勝0敗でいった場合の優勝確率は過去20年で81%(9-2)となる。

②初戦を取ったチーム

ちなみに、初戦を取ったチームの優勝確率を見ると72%(21-8)になる。これより、①と②から過去20年のデータより、優勝確率について以下の傾向が見れる。(初戦、2戦目の順で、◯…勝ち、●…負けで記載。)
◯◯ 82%(9-2)
◯● 67%(12-6)
●◯ 33%(6-12)
●● 18%(2-9)
という具合に、初戦を取ったチームが67%以上の確率で優勝する。

というわけで、今日の初戦が大事なのだがどういう結果になるのか。
バッテリー、守備が共に良いチームなのでロースコアの例年以上に面白い日本シリーズになるはずだ。

個人的には初戦を和田で勝って1勝1敗で名古屋に乗り込んで、2勝1敗でソフトバンクが勝ち越し6戦目で決めるのではという予想です。いずれにしても2戦目が大事。

2011-10-26

今年のタイトル雑感 パ・リーグ

楽天の今年を振り返るシリーズの野手編の前に、今年のタイトル雑感。

今年のパ・リーグの主要タイトルと個人的に大事な項目のリーグトップは以下の感じ。
(セイバーメトリクス的な数値は書きません。)

[打者]
打率  内川(H)  .338
本塁打 中村(L)  48
打点  中村(L)  116
盗塁  本多(H)  60
得点  中村(L)  97
安打  坂口(B)  175
塁打数 中村(L)  315
出塁率 糸井(F)  .411

[投手]
勝数  田中(E)     19
ホールトン(F)
防御率 田中(E)     1.27
勝率  田中(E)     .792
奪三振 ダルビッシュ(F)  276
セーブ 武田(F)      37
ホールド平野(B)     43

打者編で言えば、特筆すべきはもちろん一人だけ統一球じゃないんじゃないかという西武中村の48本塁打、116打点だけど。それだけ、元々スタンドギリギリのホームランがそもそもすくなかったということだね。すごい。
中村以外で言えば、ソフトバンク優勝の要因の一つだった盗塁数。これだけ打者が苦しむ中で本多の60盗塁は立派。ヒジリーの盗塁王阻止されたのがなんとも恨めしいが。。
ファイターズ糸井もさすがの出塁率4割超。安定してる。今年は、井口が不調だったためパ・リーグで誰が一番怖いかって言ったら、糸井だったね。

投手編は、もちろん我らがマー君の3冠が凄すぎて、特に防御率1.27なんてもう極み。またボールが変わるとかそういう大きな変化でもない限り出ない数字だろうね。と同時に、ダルビッシュの276奪三振も野茂以来の数字。今年先発投手の成績はバブル状態だったが、それを除いてもすごい数字。この数字ももうなかなか出てこないだろうね。ここには載せていないけれどダルビッシュのWHIPも0.83(マー君が0.87)。なぜ、18勝しかしていないのか不思議な位の数字ではある。ダルビッシュは毎年、防御率1点台なのに、15勝以上させてもらっていないからどうしようもないチーム事情ではあるけれど。
中継ぎで言えば、平野がホールドにパ・リーグ記録を塗り替えたというのが記録としてはあるが、ホークスの森福の飛躍がホークス優勝の要因の大きな一つなので、何かあげたいくらい。(楽天が森福が1年間11試合で1点も取れなかったのがクソ憎たらしいのには変わりないが。。。)

来年は、統一球対策を練りつつ打者の皆様はパワーアップ(筋力増強?)に励まれるのか単打狙いの練習に行くのかわかりませぬが今年のような酷い投高打低の状態が続くのかはとても興味深いです。

2011-10-19

イーグルスのはなしをすれば 11

今日で2011年シーズンも終わり。最終的に5位という結果に終わりとても残念。
3月に地震もあって、完全に95年の阪神・淡路大震災の年の「がんばろう神戸」で優勝したオリックスを勝手にイメージして希望として期待していたがこういう結果になってしまった。選手達もものすごいプレッシャーの中で戦っていたと思う。来年こそCSではなく優勝争いをして欲しい。一昨年見逃したKスタでのCS(CS1stステージ第3戦のチケットを取っていたのだが、2連勝で見れなかった。)そして、夢の日本シリーズに。。


・今年の総括(投手編)
長くなるので、投手編、野手編をやって最後に来年の展望の3部作で書こうかと。

今年はなんといってもマー君、田中将大。稲尾に次ぐ歴代2位の防御率で19勝を上げてもうどう考えても個人的には一択でパ・リーグMVP。だけれども、圧倒的な強さで優勝したソフトバンクに同じく現在19勝ホールトンがいるので微妙。もし、ホールトンが中3日で投げて20勝したらおそらくホールトンかなと思うけど。今年は、スプリットが冴えに冴えわたって三振の山。スライダーだけでも、かなり良かったのにもうどうすればいいのか状態。2ストライク後は面白いように三振を取っていたイメージ。来年はこのスプリットの見極めを他球団が徹底的にやってくるだろうからそこが来年の見物かも。三振のイメージの一方、今年のマー君は球数を減らして完投する試合が多かった。良い時の岩隈のように下位打線ではヒットでランナーを出してもその次の打者をショートゴロに仕留めてゲッツー。というシーンが本当に多かった。リーグトップの完投14は本当に凄い。来年もマー君がエースで頑張ってくれるだろうと期待。

他の投手では最終戦で塩見が勝って9勝9敗。シーズン途中から戦力になったという観点で言えばもう新人王でもいいという結果なんだけど、新人王自体は西武の牧田が大逆転CS出場に貢献し、22セーブをあげているのでこちらが新人王だろう。来年は皆通る2年目のなんとかなのでなんとか乗り越えて欲しい。

そして、謎の配置転換成功を収めたラズナー。140キロ前後しか出ないストレートとコントロールで一発病があるため勝ち星が先行することはないが試合はある程度作る良いピッチャーという感じだったのだが、抑え転向後150キロ近く出すことに驚いた。結局17セーブもしてしまった。後半戦、怪しい場面もかなり多かったが17セーブは立派。来年はどうするのかわからないが来年も楽天にいるので、先発だろうがリリーフだろうがラズナーの継続的な活躍に期待。ホント配置転換ってわからないなと思う一例だった。西武グラマンの例もあるのでモノは試しなのかもしれない。

あとは、明るい兆しとしては長谷部兄さんの後半戦の安定したピッチングか。怪我する前の大学時代のようなとんでもない投球は出来なくなっているが9月以降毎週日曜日は試合を作って素晴らしい好投を続けたので来年は開幕からローテーションに入ってくれるだろう。

中継ぎ陣は、今年も相変わらずスリーマウンテンズ(青山、小山、片山)が頑張った。特に青山。3人とも先発挑戦失敗というオマケ付きだったが、また来年も先発挑戦してもいいと思ってるので頑張って欲しい。

残念だったのは、永井、岩隈、美馬。そして、期待されながらも今年も覚醒出来なかった戸村、井坂。永井は違和感病に見まわれ後半戦を棒に振ってしまった。只々復帰を祈るばかり。
ともあれ、すでに8人のピッチャーに戦力外通告を行なっているのでそれだけの新戦力が入ってくるだろうし、岩隈もメジャーのどこかしらかの球団にいくのだろうから、来年は今年までとまったく違う投手陣になるんだろうね。


最後に、先ほどスリーマウンテンズが頑張ったと書いたが、今年急に小山大先生が奇跡的なコントロール改善を見せてハイエナのように8勝も上げたことが、もしかしたら実は一番うれしいかもしれない。。(というか今年も生き残ったことが)
シーズン途中に、古巣中日戦で大炎上して先発失格になったのがなんとも小山大先生らしかったが、そういうの込みで来年ももちろん小山大先生を陰ながら応援したい。

(次回野手編予定)

2011-10-13

ヘヴン 川上未映子

ヘヴン

わたくし率 イン 歯ー、または世界、乳と卵に続いて3作品目。前の2作は、関西弁で書かれていて音読されることが意識されて書かれているような、とても普通の小説とは思えないようなリズムが面白いから2作とも読んでしまった。しかし、今回は前の2作とは毛色が違う。イジメを題材にしている話なのだが、安易に解決策に走らずに齟齬は齟齬のままにして、とても素直に悩んだものをそのまま書いているような文章。
それについて読んでいる方がどうしていいかわからないから先が読めない。
小説との向き合い方がすごいなぁと思える一作だった。

2011-10-11

楽天vsロッテ 2011年10月8日

対ロッテ◯8-0 勝 田中 負 成瀬
3回裏からの観戦で、球場についたときには4-0。試合の大勢は決まっていた。成瀬はその直後に5点目を取られ降板した。
マー君を見るのは、今年おそらく3回目。1回目が5月の西武戦でまだ牧田が先発をしていて牧田にプロ初完封をされて負け。2回目が日本ハム戦で、自己最悪の7失点した日で今年初めて勝ち試合を見た。ランナーは出してもゲッツーにとるという岩隈のようなピッチング。6安打されても107球で完封。文句なし。
9回2アウトからサードゴロを阿部がエラーで見せ場を作ったがそのくらいだった。
ロッテの打者で唯一良かったのが角中。マー君のスプリットを見極めて1安打1四球。今年初めてスプリットを見極めているバッターを見た気がする。
今日(10月11日時点)で、ダルビッシュ、ホールトン、田中の3人が18勝で並び前の2人が残り2試合ある計算なので少なくとも単独最多勝は厳しそうであるが、今年の楽天打線で18勝したのは、成績を除けばMVPだ。是非とも最多勝も最優秀防御率と一緒に取って欲しい。

今年は、この試合が多分最後の観戦。今年は10試合見れたのでまず満足。塩見を見たかったのが心残りなくらいだろうか。

2011-08-23

なつの甲子園 2011

甲子園が終わってしまい寂しい限りである。開幕が1ヶ月遅れた影響で(?)楽天にもCSへの可能性がまだ残っているのが救いである。

今年の甲子園は、去年よりはチェック出来たと思うが、とりわけピッチャーは良い選手がいたように思う。個人的には、福島の聖光学院が白河の関超えをしてくれると期待していたのだがそうは甘くなかった。(実際には、八戸の光星が準優勝で惜しかった。)
見れた範囲(基本的に東北の学校の試合しか見ていない。)で、印象に残った試合は
・聖光 対 日南
・聖光 対 金沢
・如水館 対 能代商

特に、聖光と金沢は面白かった。この二人はまたプロの世界でも戦うこともあるかもしれないけど、それもまた楽しみ。歳内君は、ドラフト2位くらいで楽天は指名出来ないものだろうか。マー君のシニアの後輩だし。

と、なんのまとまりもないのだが今年の甲子園で気になった選手
歳内 投手 (聖光学院)
釜田 投手 (金沢)
吉永 投手 (日大三)
古市 投手 (日南学園)
白根 投手 (開星)
横尾 内野手 (日大三)
川上 外野手 (光星)

べたな感じだが、こんな感じで。英明の松本君と北方君、あと原君は見ていないのでなんとも言えません。それにしても、高校生といえど球速が150キロ超のピッチャーがなんだかザラになってきた。トレーニングの進化なんだろうけど。

来年は、万全で花巻東の大谷君が出てくることに期待。

2011-08-21

[Xcode]BaseSDK missingエラー

【環境】
OS:        Mac OSX 10.6 (Snow Leopard)
Xcode:   3.2.6

xcodeでOpenFrameworksの新規プロジェクト作りビルドするときにこのエラーが出るので備忘録。

【エラー内容】
BaseSDK missing

【対処方法】
Xcode → プロジェクト → プロジェクト設定を編集
「ビルド」タブを選択。
「アーキテクチャ」の「ベースSDK」をクリックし"Latest Mac OSX(Mac OSX 10.6)"を選択する。

これでOK。

2011-05-16

楽天vs日本ハム 2011年5月11日

楽天1-0日本ハム

先発 楽天:永井 日本ハム:武田勝
武田勝は楽天キラーというイメージだったのだが、去年はそうでもない様子。
参考:http://tan5277.blog104.fc2.com/blog-entry-474.html
一昨年は武田勝に1勝5敗とやられっぱなしだったが、去年は3勝3敗。
そして、キャッチャーに中谷を置いて(永井は中谷とのコンビが多いため)、DHに嶋をおくオーダーは中谷をキャッチャーで起用した以上、同リンクにある嶋の対武田勝打率.429からうなづける。(結果、この日の嶋は3打数1安打。)

試合の方は、従来のイメージ通り楽天打線が案の定武田勝をまったく打てない展開なのだが楽天の永井も完璧なピッチングで日本ハム打線にまったく点を取られる気配がない展開。
6回に鉄平が1発ホームランを打って1-0に。
永井は8回投げ終わった時点で100球を投げていない。
楽々と9回を締めて106球4安打完封。日本ハムに3塁を踏ませなかった。要所要所でフォークで三振が取れていたので完璧だった。
と永井様々の試合だったが、鉄平のホームランがなかったらどうなっていたことやら。

試合の結果に関係ない面では、日本ハムの今年の勝利の方程式の一角、増井を見れたのが良かった。(ついでに、キャッチャー中嶋が見れたのも)増井は常時150キロ近い速いストレートで押して来る魅力的なピッチャーだった。

そして、今日もサンチェス、美馬がまた見れなかった。次こそ見たい。

2011-05-12

楽天vs西武 2011年5月6日

※エントリーが消えてしまっていたので改めて書き直しで再投稿。
(なんで消えたんだ・・・)

今年の観戦第一戦目。
今年の最低観戦目標は5試合ですかね。

西武先発はドラフト2位の新人牧田。牧田はここまで0勝2敗。アンダースローで、MAX130キロのストレートとシンカー、90キロのカーブが持ち球のよう。投げる位置は、渡辺俊介程低い位置ではないイメージ。
一方の楽天先発はマー君。今年は、ここまで毎試合2点以内に抑えてしっかりゲームを作っている。要所以外は140キロ台前半のストレートにスライダーとたまにフォークを交えて投げていた。

ゲームは、絶不調で貧打の楽天打線が牧田から単打こそ出るもののまったく点が取れる気配がない中、3回に西武大島がヒットで出塁し、銀二朗が送りバント、片岡がレフトにヒットを打って大島がホームに返ってきて嶋と交錯プレー。アウトにはなったが嶋が担架で運ばれて交代に。中谷が交代で出場。その直後に栗山に2ランを打たれ0-2。
そこから、牧田対貧打楽天打線。
牧田は見ていた席が微妙だったが、アウトコース低めにストレートとシンカー(?)を中心に投げて内野ゴロの山を築いていた。
田中も3回の2ランだけで、その他は8回まで計5安打(うち3本は3回)なのでしっかりと投げている。と言っても今の楽天打線では、2点取られては負けてしまうのでどうしようもないが。

その他では、ルイーズがスタメンから外され一塁に横川が出ていた。ヒットを1本打ったが特に目立たなかった。
スパイアーも9回に調整登板で出てきた。長くは抑えで出来るかは疑問だが、サンチェスが調子を継続してくれれば7回8回を投げるピッチャーとして良いのではないかと。

結局、牧田のプロ初勝利初完封以外に特に見所のない試合だったかな。

2011-05-08

ブログ再開

twitterばっか更新して、ブログなんてほったらかしにしてたのだが、ブログを更新しようかな。
twitterに書こうが、Facebookに書こうが、何に書こうが、書くまいがどうでもいいことだけれど
何か残しておこうかなとまた思ったので。

いつまで続くか何を書くかわからないけれど。

2011-02-01

1月に読んだ本のまとめ (2)

hkkの本棚
2011年01月
長距離走者の孤独 (新潮文庫)
アラン シリトー
読了日:01月07日


一緒に載っている”フランキー・ブラーの没落”の方が好きだな。


9・11―アメリカに報復する資格はない! (文春文庫)
ノーム チョムスキー
読了日:01月08日


このおじさん、9.11直後にこんなこと書いてよく生きているな。後から読めば、そうかもね。と思えるけど、あの時期にこんなことを書いているのはすごいと思うよ。

翻訳夜話 (文春新書)
村上 春樹,柴田 元幸
読了日:01月08日


饒舌な春樹さん。

砂の女 (新潮文庫)
安部 公房
読了日:01月10日


この本は、オススメ。ものすごく今の日本的な風景を描いていると思う。正しくは、”今の”じゃなくて”今も”だけれども。これが普遍的な感覚なのもどうかと思うし、この小説が世界各国で翻訳して読まれていて、共感している日本人以外の人もいるのかと思うと世界にもさして変わらないところもあるのかと思ってしまう。

35歳までに読むキャリア(しごとえらび)の教科書 就・転職の絶対原則を知る (ちくま新書)
渡邉 正裕
読了日:01月10日

今時点での全うな就職・転職の現実的なモデルケース・考え方を書いていると思う。

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2011-01-31

1月に読んだ本まとめ (1)

hkkの本棚
2011年01月
夜の樹 (新潮文庫)
トルーマン カポーティ
読了日:01月02日


タイトルになっている”夜の樹”も好きなタイプの話だけれど、”クリスマスの思い出”同様、アラスカものの”感謝祭の訪お客”が良かったかな。

告白 (双葉文庫) (双葉文庫 み 21-1)
湊 かなえ
読了日:01月02日


冒頭の学期末のクラスルームでの生徒に対する長い告白。これは、ものすごく読まされてしまうし面白かった。それを緊張感も含めて再現していたあの映画はやっぱり凄い。

箱男 (新潮文庫)
安部 公房
読了日:01月04日


後半は全然ついていけなかった。


”乳と卵”よりも読みにくい。そういうオチなのね。とは思いつつも、話の内容抜きで川上未映子の独特の文章は面白い。
本人による朗読が聞いてみたい。流暢で淡々としていてあまり抑揚のない関西弁での朗読はどんなものだろうか。

神の子どもたちはみな踊る
村上 春樹
読了日:01月05日


”かえるくん、東京を救う”の「理解しあうのはとても大事なことです。理解とは誤解の総体に過ぎないと言う人もいますし・・・(略)」の「理解とは誤解の総体に過ぎない」という言葉が好き。近いうちに、”アンナカレーニナ”と”白夜”を読んでみようかなと思う。


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